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マーベル新作『エターナルズ』は7,000年間にまたがる壮大な物語 ─ 「エターナルズはアベンジャーズを知っている」

エターナルズ

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)「フェイズ4」の幕開けを飾る映画『エターナルズ(原題:Eternals)』は、豪華キャストによる一大群像劇であり、銀河の新チームを全世界に紹介する異色作。MCUの最初期を描く本作は、なんと7,000年もの年月を舞台とする壮大な物語だという。

ブラジル・サンパウロにて開催された「CCXP 2019」で、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、『エターナルズ』のかつてないスケールについて語った。

ジャック・カービーが生み出した『エターナルズ』は、7,000年にもわたる人類の歴史には宇宙との繋がりがあるという叙事詩。私たちが知るMCUのすべてが変わります。[中略]メソポタミアから現代まで、ありとあらゆる場所や時代が登場するのです。我々がかつて作ったものとはまったく違います。」

ファイギ社長いわく、フェイズ4の序盤に『エターナルズ』を用意したのは「最初に、まったく新しい、まったく独自のものを(MCUに)加えたかった」ため。『ブラック・ウィドウ』(2020年5月1日公開)はおなじみナターシャ・ロマノフの知られざる過去を描く作品だが、両作そろって「新たな場所へ向かい続けること」を重要視したという。

エターナルズは巨大宇宙種族・セレスティアルズが人類への遺伝子実験で生み出した種族で、スーパーパワーとほぼ不死の肉体が与えられている。しかしエターナルズの誕生と同じころ、邪悪な種族・ディヴィアンツも生まれており、人類史の裏側にはエターナルズとディヴィアンツが存在したという設定だ。天才発明家ファストス役のブライアン・タイリー・ヘンリーいわく、エターナルズは「ディヴィアンツを倒すために地球にやってくる」のだとか。

今回、ファイギ社長は「エターナルズはアベンジャーズの存在を知っています。けれども、アベンジャーズはエターナルズについてそれほど知らない」とコメント。エターナルズを生んだセレスティアルズについては、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)の惑星ノーウェアが、あるセレスティアルの頭部でできているという設定だったが、「その完全なる、真の大きな力を見ることになります」と予告した。なお、エターナルズの宿敵ディヴィアンツはコミックとは異なる姿で登場するという。

また『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のヴィランだったサノスは、コミックにおいて、エターナルズの血を引き、その能力を継承している設定。『エターナルズ』にサノスが登場するという可能性について問われると、ファイギ社長は「(サノスとの)繋がりは出てくるかもしれませんが、この映画では新しい10人のキャラクターに焦点を当てています」とだけ答えた。

ちなみに「CCXP 2019」では『エターナルズ』の本編映像が初めて上映され、会場に集まったファンを熱狂させた。バリー・コーガン演じるドルイグが、セルシ(ジェンマ・チャン)、イカリス(リチャード・マッデン)、キンゴ(クメイル・ナンジアニ)、マッカリ(ローレン・リドロフ)、スプライト(リア・マクヒュー)、セナ(アンジェリーナ・ジョリー)を迎え入れるシーンをはじめ、セルシ&イカリスの恋愛関係を示唆する場面や、キンゴが優雅なダンサーに囲まれているインド映画風のシーン、アジャク(サルマ・ハエック)が馬に乗って平原を駆ける様子などが収められていたとのこと。映像は、アジャクの「この世界が私たちを変えた。私たちが守らなければ」という言葉で締めくくられたという。

映画『エターナルズ(邦題未定、原題:Eternals)』は2020年11月6日に米国公開予定。監督は『ザ・ライダー』(2017)がカンヌ国際映画祭で絶賛されたクロエ・ジャオ、脚本はマシュー&ライアン・ファーポが務める。

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Sources: omelete, Collider(1, 2), ComicBook.com(1, 2), Deadline

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。劇場用プログラムや各種媒体への寄稿なども喜んで承りますので、お気軽にお尋ねください。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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