Menu
(0)

Search

『エターナルズ』海外最速レビュー ─ 「マーベル史上最大の異色作」「最初から最後まで没頭した」「これはクロエ・ジャオの映画だ」

エターナルズ
(c)Marvel Studios 2021

2021年10月18日(米国時間)、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画エターナルズのワールド・プレミアがアメリカ・ロサンゼルスにて開催された。

『ノマドランド』(2020)でアカデミー賞に輝いたクロエ・ジャオ監督によるMCUの最新作は、幸いにもいち早く鑑賞の機会に恵まれた観客にどう受け止められたのか? この記事では、SNSに投稿された海外最速レビューより、もちろんネタバレはなしで、熱い感想をお届けしていく。

『エターナルズ』海外最速レビュー

エリック・デイヴィス(Fandango)

『エターナルズ』は華やかで風変わりで、そして豊かなMCUの新たな神話。ほかのすべてから切り離されているように感じます。本当に新鮮。夕日のショットに感じられるほろ苦さは、まさしくクロエ・ジャオ節。魂のこもった、思慮深い作品です。のめり込む物語はたっぷりと(数千年にもまたがる話ですから)ありますが、ジャオはうまくバランスを取っています。リア・マクヒュー、ブライアン・タイリー・ヘンリー、クメイル・ナンジアニが私のお気に入りでした。けれども全員が良く、全員に魅力的なパワーがあります。キャラクターが活きる、本当に素晴らしい場面もあります。」

アーロン・コーチ(The Hollywood Reporter)

「すごいボリューム。もしもマーベル映画がベン図、つまり重なるところのあるバリエーションだとしたら、この映画は図からはみ出しています。間違いなく、どのMCU映画ともまったく異なる映画。」

テッサ・スミス(批評家)

「すごい、『エターナルズ』は本物の傑作!!! 開始直後からアドレナリンが出る一方で、温かみとユーモアも詰まっています。MCUの初顔がたくさん登場し、驚かされるはず! コミックに敬意を払いつつ、完全にユニークなストーリー。エンドクレジットは革新(ゲームチェンジャー)!」

ブライアン・デイビッズ(The Hollywood Reporter)

「おそらく『エターナルズ』はマーベル史上最も野心的な映画。しかし私に言える最大の褒め言葉は、“これはマーベル映画ではなくクロエ・ジャオの映画だ”です。」

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly