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『エターナルズ』脚本家、前日譚ドラマを希望「ディズニープラスで」 ─ 気になるアイデアは?

エターナルズ
(c)Marvel Studios 2021

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『エターナルズ』では、7000年もの間地球を見守ってきた太古の種族エターナルズの活躍が描かれる。もっとも、彼らの活躍全てが本編で語られるわけではないから、描かれるべき物語はまだたくさんあるだろう。

『エターナルズ』で脚本を手がけたカズ・フィルポとライアン・フィルポの2人もスピンオフ作品の製作を望んでいるようだ。米The Hollywood Reporterとの取材で、カズは「私たちは、ディズニープラス(Disney+)で『エターナルズ』のプリクエル作品を作るべきだってよくふざけてながら話していたんです」と語っている。10人いるエターナルズのメンバーで、2人はとりわけキンゴ(クメイル・ナンジアニ)とセナ(アンジェリーナ・ジョリー)に目をつけているそう。

「(時代を)遡って、1890年代のムンバイを舞台にしたキンゴのエピソードをやりたいです。彼が、インドにおける大英帝国の平和的解体に尽力するガンジーと関わりながら、映画スターとして生計を立てていくんですよ。あとはギリシャを舞台にしたセナの物語もあります。こうした作品は作りたいですね。チャンス自体はたくさんあります。」

このほかカズは、今後の再登場が期待されているキット・ハリントンが演じるデイン・ウィットマンについても「もし観客さえ良ければ、彼の物語も作られるでしょう」とアイデアを明かす。さらには、「エターナルズが、創造の素晴らしいメタファーであるアリシェムら全てのセレスティアルズと対峙する宇宙での物語もあります」ともカズは話しており、すでにたくさんのアイデアを浮かべているようだ。

『エターナルズ』について、現時点で続編や関連作品の発表はなされていない。しかし、MCUの新たな道を切り開いたディズニープラスであれば、製作される可能性は大いにあるだろう。仮にそれが『エターナルズ』の作品ではなくとも、『ブラック・ウィドウ』(2021)で初登場したエレーナ(フローレンス・ピュー)がディズニープラスドラマ「ホークアイ」で再登場するように、エターナルズのメンバーが別タイトル作品で登場することだってあるはずだ。

Source:  THR

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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