【ネタバレ】『エターナルズ』マッカリとドルイグが「仲良しさん」な理由

この記事には、『エターナルズ』の軽微なネタバレが含まれています。

『エターナルズ』マッカリは高速スピードで移動できるヒーローで、普段は手話を使ってコミュニケーションを取る。演じたのは、自身も聴覚障がいを持つローレン・リドロフだ。
一方、バリー・コーガンが演じるドルイグは、人の心をコントロールできるという能力の持ち主。劇中でドルイグはマッカリの側にいることが多く、手話で楽しそうに会話する姿が見られた。
「マッカリとドルイグの関係性は本当に驚きでした。最初に脚本を読んだ時にはなかったものですから」と、マッカリ役のリンドロフは米Discuccsing Filmに話している。「しかしクロエ(・ジャオ)が素晴らしい監督をされて、ドルイグとマッカリの間には何かがもっとあるということを仄めかすことになったんです」。
彼らをつなげるものは「大きなパワーを持っている」という共有点だと、リンドロフは分析する。「彼らは強力でありながら、自分自身を抑制するようにと言われています。ドルイグとマッカリはイタズラ好きですし、一緒に楽しんでいるんですね」。

ドルイグとマッカリがナイスコンビだという設定は、後になって追加されたものだということがわかる。しかしクロエ・ジャオ監督によれば、2人の仲は演じたリンドロフとコーガンの好相性に由来しているようだ。いわく、2人は初めて会った時から即興の掛け合いを始めたのである。
「何がどうなってるの?という感じで、そこら中にスパーク(火花)が散っていましたよ!」と監督。ドルイグとマッカリの仲良し設定は「最初は意図していませんでしたが」と認めながら、「2人の様子を見て、そのまま取り入れようと思ったんですよ」という背景を明かしている。
そのおかげで、劇中ではドルイグとマッカリの息のあった掛け合いを楽しむことができる。とりわけドルイグは、劇中では一匹狼的な立ち回りをするキャラクター。マッカリと仲良くする姿のおかげで、彼は実際には友好的な人柄であるということも示す演出となった。
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Source:Discuccsing Film