Menu
(0)

Search

『エターナルズ』マーベル初LGBTQのヒーロー、「それがすべてである必要はない」とプロデューサー

エターナルズ
(c)Marvel Studios 2021

マーベル・スタジオはスーパーヒーロー映画に同時代性を反映できるよう努めており、最新作『エターナルズ』では多様性に富んだヒーローたちが多数描かれる。

エターナルズは、アベンジャーズ誕生よりもはるか前から地球に存在し、7,000年もの間、人知れず人類を見守ってきたというヒーローチーム。そのメンバーには、韓国系俳優のマ・ドンソクや、パキスタン系俳優のクメイル・ナンジアニも参加。聴覚障がいのあるヒーロー/キャストもいる。

ブライアン・タイリー・ヘンリーが演じるファストスは同性愛者という設定で、これはMCUにおいては初の描写になる。『エターナルズ』やMCUの持つ多様性を特に象徴するキャラクターとなりそうだが、製作者は「それがその人の個性なのだ」という自然さを大切にしているようだ。プロデューサーのネイト・ムーアが、米ScreenRantに次のように話している。

「それは、その人物がそういった人物だから、というだけです。別に、それがすべてである必要はありません。実際の生活でも、それがすべてということはありませんよね。ただ、その人物のいち部分であるということであれば、よりリアルに、より優れたストーリーテラーになれると思うんです。そうですね、それはこの映画の重要ないち部分ではありますが、それがすべてというわけではありません。ただ、そのキャラクターの個性であるというだけです。」

『エターナルズ』で、ファストスはハーズ・スレイマンが演じる同性パートナーと結婚しており、子どももいるという設定。劇中では、ファストスとパートナーのキスシーンも含まれるといい、スレイマンは「とても素敵で、感動的なキスです。現場のみんなが泣いていました」と紹介していた

映画『エターナルズ』は2021年11月5日(金)日米同時公開。

Source:ScreenRant

Writer

アバター画像
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly