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傑作ミュージカル『Dear Evan Hansen』映画版に『ヘイト・ユー・ギブ』主演女優が出演 ─ 自ら作詞のオリジナル曲を披露

Amandla Stenberg アマンドラ・ステンバーグ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/43074954924

傑作ブロードウェイ・ミュージカル『Dear Evan Hansen(原題)』映画版に、『ヘイト・ユー・ギブ』(2018)「ジ・エディ」(2020)などで知られる若手女優アマンドラ・ステンバーグが出演することがわかった。米Deadlineなどが報じている。

『Dear Evan Hansen』は、主人公エヴァンが、自分宛てに書いた手紙が自殺した同級生コナーのポケットから発見されたことをきっかけに、遺族に対して“自分はコナーの親友だった”と嘘をつき、孤独だった生活を一変させていく物語。SNS時代の“つながり”がはらむ不安をテーマとした舞台版は、2017年の第71回トニー賞で5部門を受賞、2018年には米ユニバーサル・ピクチャーズにて映画版の製作が発表された。

ステンバーグが演じるのは、エヴァンの同級生アラナ。見た目を明るく装ったり、ソーシャルメディアを駆使したりすることで、深い寂しさや孤独を内に隠す少女だ。アラナは、亡くなってしまったコナーとの思い出、そして志を継ぐ「コナー・プロジェクト」の発起人としてエヴァンと共に協力していく。

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映画版では、アラナが担う役割が大きくなるといい、劇中では舞台版にはないオリジナルの新曲をステンバーグが披露することになるという。ステンバーグは、舞台版から音楽に続投するベンジ・パセック&ジャスティン・ポールと共に同曲の作詞も自ら務めるとのこと。パセック&ポールは、『ラ・ラ・ランド』(2016)『グレイテスト・ショーマン』(2017)で作詞を手掛けた実績を持つ音楽家コンビとだけあり、そのクオリティーに期待がかかるところ。

ステンバーグほか、主人公エヴァン役でミュージカル版から続投のベン・プラット、コナーの妹ゾーイ役で『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(2020年8月21日公開)のケイトリン・ディーヴァーが出演する見込みだ。監督は『ウォールフラワー』(2012)『ワンダー 君は太陽』(2017)のスティーヴン・チョボスキーが、脚本は舞台の戯曲を執筆したスティーブン・レベンソンが務める。プロデューサーには、『ラ・ラ・ランド』を手掛け、ベン・プラットの実父としても知られるマーク・プラットが就任している。

2011年にリュック・ベッソン製作・脚本の映画『コロンビアーナ』で女優デビューを飾ったステンバーグは、ジェニファー・ローレンス主演の『ハンガー・ゲーム』(2012)で一躍注目を浴びた。また、2018年の主演作『ヘイト・ユー・ギブ』では、批評家から演技を絶賛されるなど、現在ハリウッドで注目を浴びる女優のひとりだ。ステンバーグの今後の活躍から目が離せない。

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Source: Deadline, Dear Evan Hansen Fandom

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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