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キャプテン・アメリカ役クリス・エヴァンス、MCU映画は「僕にとってのスター・ウォーズ」 ─ もしも断っていたら「人生最大の失敗だった」

クリス・エヴァンス
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14615990538/

『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)から『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)まで、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の中心を担ってきたスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスは、マーベル・スタジオとの出演契約をひとまず満了したという。2019年7月1日現在、クリスの登場するMCU映画の新作は告知されていない状況だ。

米国のイベント「ACE Comic Con」に登場したクリスは、『エンドゲーム』の公開から2ヶ月を経た今、あらためてキャプテン・アメリカという役柄について振り返っている。

クリス・エヴァンス、『エンドゲーム』を経て

ホークアイ役のジェレミー・レナー、ウォーマシン役のドン・チードルとともにステージに登壇したクリスは、「ひとつの役を終えて先へ進むのは、僕にとってすごく大きなことです」と述べた。

「最初にこの役を引き受けた時は、“僕にはこの役のイメージが付いて回るのかな”なんてことを考えました、それは事実です。そして10年経ったら、街中で“キャップ!”って言われる。これは受け入れなきゃいけないことです。だけど実際のところ、マーベルはたくさんの映画を作ったわけで――もしもそこに参加していなかったら、もしも断っていたら、それは人生最大の失敗だったと思いますね。」

もっともクリスは、『ザ・ファースト・アベンジャー』を引き受ける以前、同じくマーベル・コミック原作の『ファンタスティック・フォー』シリーズでヒューマン・トーチ役を演じた経験などから、キャプテン・アメリカ役を断ろうと考えていたことでも知られている。マーベル・スタジオ側の提案を2度断り、最後にはアイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.から激励の電話を受け、ついに出演を決断しているのだ。

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クリスは出演を引き受けるまで、キャプテン・アメリカのコミックを読んだことがなかったという。そして実際のところ、「もしも読んでいたら、引き受けるのをさらにためらったかも」と語っていたのだ。クリスにとって、キャプテン・アメリカという人物は「闇のない」キャラクターとして映ったのだという。

今回も、クリスは「良いヤツだ、というところが一番難しかった。もっと面白くするにはどうすればいいのかと考えてきました」と語り、キャラクターの本質を守りながら独創性を打ち出す作業の困難さを明かしている。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)から『エンドゲーム』までタッグを組んだアンソニー&ジョー・ルッソ監督、同じく脚本家のクリストファー・マルクス&スティーブン・マクフィーリーが、クリスの助けになったという。「一貫性があり、かつ面白味のある人物にするにはどうすればいいかと、いつも頼っていました」




ステージの上で、クリスはケヴィン社長やルッソ兄弟、マルクス&マクフィーリー、そして「ご一緒できて幸せだった、最高の俳優たち」への感謝を述べている。

これらの映画は僕にとっての『スター・ウォーズ』。本当に特別なもの。これだけの映画でタペストリーを作るなんて本当にすごい。二度と実現されないでしょう。(チームとの共同作業も)役柄と切り離せませんし、とても光栄です。今後、もう新しい映画には出られないと言われても受け入れますよ。それでいい。それくらい、本当に特別なものなんです。」

しかし、こう言い切ってから、すぐさまクリスは「そうは言っても、別の仕事は続けたい」と笑った。「もちろん、この役以外もやりたいですよ」と。「それでも、とにかく(キャプテン・アメリカ役は)神の恵みだと思います。すごく心配した時期もありましたが、今では、人生で最良の決断だったと心から言えますね。」

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Sources: ACE Comic Con, ComicBook.com(1, 2

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条として、海外の映画・ドラマを中心に執筆しています。日本国内の映画やアニメーションも大好きです。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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