クリス・エヴァンス、『ファンタスティック・フォー』出演当時は「有頂天だった」 ─ キャリア初期の「楽しい時間」振り返る
![ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]](https://theriver.jp/wp-content/uploads/2018/01/fantastic4-FSPBD1606_SB_S4-1024x777.jpg)
『キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ』シリーズなどで知られるクリス・エヴァンスがキャリア初期作『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』(2005)での出演当時を振り返った。ハリウッドのトップスターとなった今、かつての自分に何を思うのか。
『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』は、事故により宇宙線を浴びた4人の男女がスーパーパワーを得たことで、ヒーローチームを結成していく物語。エヴァンスは炎を操るヒーロー、ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ役を演じた。出演当時は20代前半。エヴァンスは初の大作映画に胸を躍らせていたという。米GQで若かりし頃の自分の心境をこう振り返る。
「あの時までに参加してきた中では大きな映画だったので、当時の僕も有頂天でした。演じるのも楽しかったです。彼は活気に満ち溢れていましたけど、もし自分もスーパーパワーを手に入れたら、彼と同じように反応していたと思います。
アクションたっぷりの大掛かりな現場は初めてでした。2ブロックにまたがったセットとか、巨大なケーブル、爆発、グリーンバックスクリーンとか、他の映画のメイキング映像で見たようなものばかりで。“僕も映画を作っているんだ、最高じゃないか”って気分でした。」
![ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]](https://theriver.jp/wp-content/uploads/2018/01/fantastic4-FSPBD1606_SB_S1.jpg)
また、エヴァンスは撮影当時の様子も思い起こし、「共演者とも楽しい時間を過ごしていました」と語っている。「ソーシャルメディアが出来る前で、みんなノキアの折り畳み式携帯を使っていました。テイクの合間には携帯に埋もれるんじゃなくて、夜にみんなでおしゃべりして、仲良くなって。それが私の20代前半で、良い時間だったなって思います」。
2007年の続編『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』でも同役を続投したエヴァンスだが、その後の活躍は知られている通り、『キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ』シリーズでハリウッドスターの仲間入りを果たした。2019年のキャプテン・アメリカ役卒業後も『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(2019)『バズ・ライトイヤー』(2022)『グレイマン』(2022)『ゴーステッド Ghosted』(2022)などに出演し、幅広い演技を見せている。
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