ユアン・マクレガーには「オビ=ワン」シーズン2のアイデアがあったと監督が明かす

『スター・ウォーズ』のドラマシリーズ「オビ=ワン・ケノービ」のデビューから1年以上が経つ。あくまでも“リミテッド・シリーズ”として製作された本シリーズは、これまでにシーズン2の可能性が囁かれつつも、現時点で朗報は届いてない。そんななか、全6話で監督を務めたデボラ・チョウは米The Hollywood Reporterの取材で、マクレガーと共にシーズン2についてのアイデアを出し合ったかことを明らかにしている。
「こういうシリーズは壮大に終わるものと思われるかもしれませんが、実はそうではなく、私はセカンド・ユニットと駐車場にいて、周りにはほとんど誰もいませんでした。拍子抜けしてしまうんですが、ユアンと私がセカンド・ユニットで最後のカットを終えて、まさにヘッドホンを外そうとしていた時。彼がシーズン2のアイデアを提案してくれたんです。あと10年は語れるストーリーがたくさんあるし、可能性はあると思います。“絶対ないとは言わない”という状況ですね。とはいえ私たちは、この作品をリミテッドシリーズだと考えていましたが。」

チョウは、マクレガーが提案したシーズン2のアイデアの詳細は明かしていない。また監督は、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005)の10年後が舞台となり、シリーズ第1作『スター・ウォーズ/新たなる希望』へ続く「オビ=ワン・ケノービ」の物語を限られた時間枠で製作することが、いかに困難だったかについてにも言及。「それが、この作品が多くの開発を経てきた理由でもあるんです」とし、多くのファンが『シスの復讐』から『新たなる希望』までの20年間、岩に座って瞑想していたに違いないと考えていたオビ=ワンの物語を描くことは、容易ではなかったとも語った。
なお、以前にルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長はシーズン2について、「率直に言って、スタジオはこの番組をリミテッドシリーズとして製作しました。ですが、大きな反響があり、さらにファンが『オビ=ワン・ケノービ』を望むのであれば、間違いなく検討するつもりです」と述べていた。
「オビ=ワン・ケノービ」はディズニープラスで独占配信中。
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Source:The Hollywood Reporter