「オビ=ワン」ユアン・マクレガー、「そういえばストームトルーパーとは初共演だ」と気づく

『スター・ウォーズ』新たな実写ドラマシリーズとして撮影中の「オビ=ワン・ケノービ」で、主演のユアン・マクレガーが以外な初共演相手の存在に気づいたようだ。米Varietyによる企画「Actors on Actors」で、「マンダロリアン」主演ペドロ・パスカルと一対一の対談を行ったユアンが語っている。ちなみにこの企画、マンドー(ディン・ジャリン)とオビ=ワン・ケノービの夢の対談だ。
ユアンは「オビ=ワン」の撮影現場で、2人のストームトルーパーの前を通り過ぎた時、「そういえばストームトルーパーと共演するのは初めてだ」と気づいたという。「だって僕のときは、クローン兵だったでしょう?だからストームトルーパーを見るのは初めてで、思わず振り返って、6歳児に戻っちゃいましたよ!」
確かに、ユアン・マクレガーが演じたプリクエルの3部作時点では共和国時代だったので、トルーパー兵はクローン・トルーパーだった。『エピソード4/新たなる希望』(1977)のオビ=ワンはストームトルーパーとも共演しているが、そちらはアレック・ギレスが演じていたものだ。
どうやらユアン、『スター・ウォーズ』のアイコニックなストームトルーパーとの初共演が嬉しかったようで、「6歳になっちゃった!」と繰り返し、「近くで見るとビビっちゃいますね!すごいよ!」と興奮。「確認もしに行きましたよ。“僕が出てた映画に、ストームトルーパーっていなかったですよね?これって僕初めて見ますよね?”って。そうしたら、“そうですよ、ストームトルーパーじゃなくって、クローン兵でしたからね”って。」
『新たなる希望』時点でのタトゥイーンでは、モス・アイズリー宇宙港が帝国軍のストームトルーパーによって制圧されていた。だだっ広い砂漠の惑星なので、オビ=ワンの隠れ家あたりをトルーパーが日常的にウロついていたとは考えにくい。ベン・ケノービとして隠遁中だったオビ=ワンは、トルーパーが占拠するモス・アイズリーやモス・エスパのような繁華街に、生活用品の買い出しにでも出かけていたのだろうか?それとも、別の任務に密かにあたっていたのだろうか?
なおユアンは、トルーパーに続いて「ジャワ族も」と、別の初共演相手を明かしている。ジャワ族と言えば、タトゥイーンに住み着く、光る目を持つ小さな廃品回収業者。『新たなる希望』ではR2-D2やC-3POにたかっていたが、ユアン版オビ=ワンとの共演も、たしかに初めてとなる。ちなみにペドロ・パスカルが演じたマンダロリアンは、厄介なジャワのサンドクローラーにしがみつく苦労の対決を経験済みだ。ウティニ!

Source:Variety