クリス・ヘムズワース主演、『アベンジャーズ』ルッソ兄弟手掛ける新作映画『タイラー・レイク -命の奪還-』登場

マーベル映画『アベンジャーズ』シリーズのソー役で知られるクリス・ヘムズワースが主演するNetflixオリジナル映画『タイラー・レイク -命の奪還-』が登場だ。製作には、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で監督を務めたアンソニー&ジョー・ルッソらが名を連ねている。原題は『Extraction』に改められた模様で、以前は『Dhaka(ダッカ)』とのタイトルで伝えられていたものだ。
このアクション・スリラー作品でクリスが演じる主人公タイラー・レイクは、ブラックマーケットで活動する、恐れ知らずの傭兵。ムンバイから誘拐された犯罪組織のボスの息子を、巨悪なギャングが支配するダッカの市街地から救出するという不可能に近いミッションを請け負い、武器商人ひしめく暗い地下世界で危険極まりない救出劇に挑む。

共演には「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)ホッパー役や『ヘルボーイ』(2019)で知られ、マーベル映画新作『ブラック・ウィドウ』で初登場ヒーローのレッド・ガーディアン演じるデヴィッド・ハーバー。メガホンを取るのは、マーベル映画を始め数々のハリウッド大作でスタント・コーディネーターを務めてきたサム・ハーグレイヴで、これが監督デビュー作となる。それをプロデューサーとして支えるのが『アベンジャーズ』大ブームの立役者ルッソ兄弟だというから、マーベル映画ファンも見逃せないだろう。

マイティなスーパーヒーロー姿でおなじみのクリスだが、本作で演じるタイラー・レイクは暴力的な暗い過去を抱える、精神的に疲弊した傷だらけの男になるという。肉弾戦、激しいチェイス、全力ダッシュといったアクションシーンの撮影で、クリスは心身ともにヘトヘトになったのだとか。「10歳の頃の自分を思い出しました」と米USA TODAYで振り返るクリス。「全力を尽くして、なんとか乗り切るというのもそうなんだけど、“おー、知らないうちに膝にひっかき傷が”とか、“知らないうちに肩ひねってた”とか。でも、逆にそれでヤル気が出ちゃって。まだまだ行けるだろ!って。」
サム監督は本作で「彼を汚して、血だらけにして、それに無精ひげや顎ひげも生やして、ボコボコにした」と荒々しい。「でも、彼を汚して血まみれにすればするほど、どんどんハンサムになっちゃった。しくじった。」
『タイラー・レイク -命の奪還-』は2020年4月24日16時よりNetflix独占配信開始。
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Source:USA TODAY


























