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トム・クルーズは危険スタント中笑ってしまい注意されたが、ブラッド・ピットも『F1/エフワン』危険撮影で笑ってしまい注意されていた

F1/エフワン
© 2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の撮影で、スタントの狂人トム・クルーズは命懸けの危険スタント撮影中にニコニコ笑ってしまい、監督から「楽しそうな顔はやめて!危険な状況なんだから!」と注意されていたという。実は、ブラッド・ピットも最新映画『F1®/エフワン』で、同じように危険な撮影で笑ってしまい注意を受けたことがあったそうだ。

本作は、『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー監督とプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが再タッグを組んで挑んだレース映画。『トップガン』と同じように、ブラッド・ピットら役者たちが本物のF1®レースカーの操縦を学び、車体やコックピットにカメラを取り付けて実際の走行映像を撮影した。

F1/エフワン
© 2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

時速289キロで走る危険な撮影となったが、そこでピットが思わず笑みを浮かべてしまった場面があった。ブラッカイマーがTHE RIVERの取材に裏話を明かした。

「ベルギーのサーキットに『オー・ルージュ(Eau Rouge)』という急勾配のカーブがあるんです。ここは非常に危険なコースで、坂の先が見えないままカーブに入るんです。もし前方で車が止まっていたら、一巻の終わりです。

で、ブラッドが実際にその坂を運転して走り抜けたとき、あまりの達成感に笑顔になっていた。
でもジョー(コシンスキー監督)は、『ブラッド、このシーンでは笑っちゃダメ!この場面では不安そうじゃなきゃ』と注意していましたよ(笑)」

かつて『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(1994)で共演したトム・クルーズが危険なスタントに挑み続けていることを受け、もしも再共演するなら「飛行機にぶら下がるとか、そんなことやりたくない。だから、なんかやるなら、地上でお願いしたいね」とリクエストしていたピット。そんな彼自身も、映画『F1®/エフワン』では命を張った撮影に挑んだ。危険な場面を潜り抜けて、思わず笑顔になってしまった心境……彼もきっと、クルーズと共通する心を持っていることだろう。

映画『F1®/エフワン』は大ヒット公開中。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から企画制作・執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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