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新『ファンタスティック・フォー』ザ・シングに『猿の惑星』アンディ・サーキスが協力 ─ モーションキャプチャーのゴッドファーザー

東京コミコン2022 アンディ・サーキス

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス(原題)』でザ・シング/ベン・グリム役を演じるエボン・モス=バクラックが、モーションキャプチャーの“レジェンド”アンディ・サーキスによるサポートを明かした。

サーキスといえば、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のゴラム役をはじめ、『キング・コング』(2005)のキング・コング役、『猿の惑星』シリーズのシーザー役、『スター・ウォーズ』シリーズの最高指導者スノーク役など、数々の役どころをモーションキャプチャーで演じてきた人物。まだ導入まもない時代からモーションキャプチャーに積極的に取り組み、この分野の草分け的存在となった。

テレビ番組「Jimmy Kimmel Live」に出演したモス=バクラックは、サーキスを「モーションキャプチャーのゴッドファーザー」と称えた。『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス』の撮影では、サーキスが2011年に設立したバーチャルプロダクション・「ジ・イマジナリウム・スタジオズ」の恩恵を受けたという。

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「アンディ・サーキスはジ・イマジナリウムという会社を経営していて、(スタジオは)『ファンタスティック・フォー』を撮影したパインウッド・スタジオにあります。彼はすごく寛大でした。スタジオには“マジックミラー”と呼ばれる部屋があって、そこでモーションキャプチャースーツを着てセンサーを装着します。モニターがあり、リアルタイムでレンダリングを見ることができるんです。ベータ版のようなレンダリングで、完全なものではないから顔の細部までは見えませんが、キャラクターの大きさや物理的な動きは確認できます。」

過去にモス=バクラックは、役作りのため「コミックを読み漁っています」と明かしていたが、実際の撮影ではサーキスの手ほどきやアドバイスに助けられたようだ。レジェンドから直に指導を受けたモス=バクラックが、どのようにザ・シングに命を吹き込んだのか、そのパフォーマンスに期待がかかる。

映画『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス(原題)』は2025年7月25日に米国公開予定

Source: Jimmy Kimmel Live

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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