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ガル・ガドット、無名で『ワイルド・スピード』ジゼル役に抜擢された決め手 ─ 「怖いもの知らずだった」と監督、稀な経歴の異色さ

ガル・ガドット
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/35401982293/ Remixed by THE RIVER

『ワンダーウーマン』シリーズのダイアナ役で知られるガル・ガドット。近年は演技の幅を広げ、様々なジャンルでの活躍が目立っているが、そんなガドットにとって、役者の道を切り開いたのは『ワイルド・スピード』シリーズだ。ガドットはジゼル役として、2009年公開の第4作『ワイルド・スピード MAX』でスクリーンデビューを果たし、シリーズには『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)まで計3作品に登場した。

映画デビュー作が『ワイスピ』という華々しいキャリアのスタートを切ったガドットだが、それまでは出身地イスラエルの兵士として従軍していた。それでは、ガドットはいかにして『ワイスピ』への出演を叶えることができたのだろうか。シリーズ第3〜6作を手がけたジャスティン・リン監督が、ジゼル役のオーディション当時の秘話を明かしている。

Entertainment Weeklyのインタビューにて、リン監督は「世界中から募集しました」とジゼル役のオーディションについて振り返る。世界中で募集されたきっかけは、東京を舞台にした第3作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006)を手がけたリン監督自らが、「カラーブラインド・キャスティングをやりましょう」とスタジオ側に発案したこと。提案を受けた時、スタジオ側は疑問を抱いていたというが、「機会が与えられていない、すごい才能の持ち主はたくさんいる。もっと(募集の)網を広げてもいいのでは?」という、インディペンデント映画畑出身のリン監督の強い思いにより、世界から募集をかけることになった。

※元々は「白人であった人物を他の人種が演じる」ことの意。ここでは、人種的な差異を考慮に入れないキャスティングプロセスのことを指す。

ガルがオーディションテープを送ってきたときのことを覚えています。彼女の後ろにあったランプのことも」。こう語るリン監督は、ガドットについて「彼女には何かがあった」と記憶をたどる。具体的な人数までは把握できないものの、世界的人気を獲得していた『ワイスピ』とだけあり、応募人数も多かったはず。そんな中ガドットは、5人に絞られた最終選考のスクリーンテストに通過したという。演技経験を持つ候補者が世界から出揃う中、後ろ盾が無い上に元兵士という稀なキャリアを持っていたガドット。この異色さこそ、ガドットがジゼル役の座を射止める決定打となったようだ。

「他にもすごく良かった人はいたんですけど、その方たちは取り巻きを連れていて、チームが後ろで構えていて。仕事場で“ハリウッド”を目撃できることは素晴らしかったです。けど、ガドットだけは一人で来て、ただただ完璧にこなしたんです。現場で、“彼女に会えてすごく嬉しい”と言ったのを覚えてますよ。彼女は怖いもの知らずで、何かを持っていた。その時、彼女はまだ軍人のようで、振る舞い方や銃の扱い方もそういった感じでした。すごく力強く、素晴らしいものがありましたね。

映画初出演作にもかかわらず、劇中では大きな存在感を放ったガドットのジゼルは、その後ファミリーに迎えられ、更にはハンとの恋模様も描かれるなど、人気キャラクターへと変貌を遂げた。リン監督も、第5作『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)の製作にあたって、「絶対に彼女(ジゼル)は再登場させる」と決めていたそうだ。

第6作『ワイルド・スピード EURO MISSION』をもって『ワイスピ』を離れたガドット。全11作での完結を前に、最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』に死んだと思われていたハンや第3作 『TOKYO DRIFT』のメンバーが揃って復帰することもあり、ジゼルの復帰を望む声も多い。2020年12月、ガドットは復帰の可能性について「全く分からない」と答えていたが、果たして…?

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Source: Entertainment Weekly

Writer

SAWADA
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。

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