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『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』海外最速レビュー ─ シリーズの原点回帰、「『ワイスピ』究極体」「とんでもないアクション」

ワイルド・スピード/ジェットブレイク
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ワイルド・スピード』シリーズ最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が、2021年6月29日に本国アメリカにて封切られる。これに先がけ、韓国・香港では同年5月19日、中国・台湾では5月21日より上映がスタート。コロナ禍により1年以上の公開延期を余儀なくされた本作は、前作『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)以来4年ぶり、満を持してのお披露目となる。

本国では、『ジェットブレイク』を一足先に鑑賞した批評家やジャーナリストたちによるレビューが続々と到着している。全11作での完結を前に、主人公ドムの知られざる弟ジェイコブが登場したり、死んだと思われていたハンら過去作のキャラクターが復活したりと、期待と謎に満ちた本作はどう評価されるのか。本国主要メディアからいくつかの意見をご紹介しよう。

『ワイスピ』らしさ全開のアクション、ファミリーの原点

ティム・グリアソン(Screen Daily)

「素晴らしいほどに馬鹿げていて、主張が強くメロドラマ的。『ワイスピ9』は、独自のおかしなエネルギー満タンに、コミカルで大掛かりなカーチェイスシークエンスや恥ずかしげもないファンサービスを届けてくれる。全ては単純明快な良いひとときを観客に与えるためである。」

アロンソ・ジュラルデ(The Wrap)

「こういった映画では、信じられないような物語を受け入れていく必要がある。その代わりとして、(第6作ぶりに復帰する『ワイスピ』最高の監督である)ジャスティン・リンが、『Cannonball Run(原題)』で競い合うワイル・E・コヨーテとM・C・エッシャーのように、車を大量破壊した息を呑むような大混戦を作り出してくれる。」

モリー・フリーマン(Screenrant)

「『ワイスピ9』を観た。さいっこうに楽しい!必ずしもさらに大規模になってはいなくても、アクションは新鮮で革新的のように感じられる。それがファミリーというテーマの上に築き上げられた賢い方法でジョン・シナ演じるジェイコブと織り交ぜられていく。本当の思いやりを与えてくれる。これぞ『ワイスピ』究極体だそしてハンは今でも最高!

デイビット・アーリック(Indiewire)

「これまでの『ワイルド・スピード』史上最大かつ最も馬鹿げた映画であることは疑う余地もない。(何について話しているのかは観れば分かるだろう)。しかし、シリーズの原点に立ち返ってくれてもいる。エンジンがかかるまでに時間はかかるが、最終的には魅了された。

Writer

SAWADA
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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