『ワイルド・スピード』最新作、ミアの復帰は「最も重要なことの1つ」とヴィン・ディーゼル ─ トレット家理解の鍵か

人気カーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズ最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』には、主人公ドムことドミニク・トレットをはじめとするトレット家が集結する。新キャラクターとして登場するドムの弟ジェイコブに加えて、ブライアン(ポール・ウォーカー)との家庭を持ち、第一線から離れていたドムの妹ミアが再び姿を見せるのだ。
ジョーダナ・ブリュースター演じるミアの再登場は、2015年公開の第7作『ワイルド・スピード SKY MISSION』以来およそ6年ぶり。主演・製作を兼任するヴィン・ディーゼルも、シリーズ第1作から苦楽を共にしてきたミアの復帰を大切に思っているようだ。米Entertainment Weeklyのインタビューにて、ミア再登場の必要性について訊かれたヴィンは“とても(so)”を4回繰り返すほど強調して、「重要なことでした」と語る。
「(『ジェットブレイク』で)最も重要なことの1つでしたね。興奮する要素は今作にたくさんあるんですけど、ミアというキャラクターを本当に納得のいくやり方で呼び戻すことで、複雑なファミリーに奥深さが更に加わりました。いつものことですけど、彼女はとても素晴らしいです。」
『ジェットブレイク』ではトレット家、さらに言えばドムとジェイコブの関係に決着をつける物語が展開されていきそうだが、こうした中でポイントとなってくるのがミアの立場だ。公開されている予告編から判断するに、ミアはこれまで通りドムの側で戦いに加わる模様。突如現れたジェイコブに鋭い視線を向けるなど、どうやらトレット家の過去を知っている様子でもある。
こうしたミアを、ヴィンは「トレット家全体を理解するのに重要な存在」と形容する。ドムと同様、ジェイコブとは何らかの因縁を持つのか、あるいは2人の仲裁者として動くことになるのか。現時点までに与えられた情報が少ないがゆえに、ミアに関する様々な推測を立てることができるだろう。
なお、ミアは『ジェットブレイク』後に予定されている第10作&11作への登場も予定している。『ジェットブレイク』での物語を確認してからでないと何とも言えないが、『SKY MISSION』以降の動向が描かれていないオコナー家の登場にも期待したい。
Source: Entertainment Weekly