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『フェイス/オフ』新作映画、ニコラス・ケイジ&ジョン・トラボルタ興味示す ─ W復帰なるか、監督が進捗明かす

フェイス/オフ
© Buena Vista 写真:ゼータ イメージ

ジョン・トラボルタ&ニコラス・ケイジのW主演による名作アクション映画『フェイス/オフ』(1997)の続編と言われている新作映画(タイトル未定)の監督を務めるのは、『ゴジラvsコング』(2021年5月公開)のアダム・ウィンガード。2021年2月に就任が発表されたばかりだが、すでに明確な構想を念頭に企画を進めているようだ。

『フェイス/オフ』は、息子を殺されたFBI捜査官アーチャーと、殺害犯であるテロリストのトロイの追跡劇を描いた作品。『男たちの挽歌』シリーズで知られる香港の映画監督ジョン・ウーがメガホンを取り、「顔の交換」という斬新な設定で話題を呼んだ。

20年以上の時を超えて蘇る『フェイス/オフ』に歓喜するファンも多いはず。米Showbiz CheatSheetのインタビューに登場したウィンガード監督は、企画の進捗について、「脚本を書いている途中で、まだ初期段階です」と伝えている。製作の米パラマウント・ピクチャーズへの草稿提出は間もなくということだが、すでに作品の大まかな構想はスタジオ側に報告しているのだそう。

そんな本作で描くことについて、ウィンガード監督が念頭に置いているのは、前作でそれぞれトラボルタとケイジが演じたアーチャーとトロイを巡る物語なのだとか。「私にとっては、『フェイス/オフ』はプロシージャのようなものや、キャラクラーたちが存在する世界についてを描くものでもないんです」と自身の思いを明かすウィンガード監督。以下のように続ける。

ショーン・アーチャーとキャスター・トロイについての(物語)なんです。あの映画はこのことを描いていて、今作はそのストーリーの続きになるんです。それ以外についてお伝えするのは難しいですが、私にとっては間違いなくそのサーガの延長ですね。」

アーチャーとトロイの物語に焦点が当てられるのであれば、期待されることとしては、トラボルタとケイジの再演だろう。ただし、オリジナル版での展開を考慮すると、2人揃っての再登場を実現するには、一捻りしたアイデアが求められそうだ。なお、ウィンガード監督いわく、トラボルタとケイジはともに本作のアイデアを耳にしており、興味を示しているという。

ウィンガード監督は、『ビューティフル・ダイ』(2010)『サプライズ』(2011)『ザ・ゲスト』(2014)などでタッグを組む脚本家サイモン・バレットと共同で脚本を執筆。プロデューサーは、『ワイルド・スピード』シリーズのニール・モリッツが務め、オリジナル版を手がけたデヴィッド・パーマットが製作総指揮として名を連ねている。

※警察の捜査手続に焦点を当てた犯罪小説の一分野のこと。

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Source: Showbiz CheatSheet

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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