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『フェイス/オフ2』の概要が判明、W主人公の子も絡む4人の複雑バトルに ─ ニコラス・ケイジが明かす

フェイス/オフ
© Buena Vista 写真:ゼータ イメージ

ニコラス・ケイジジョン・トラボルタのW主演、敵同士が「顔の交換」を経て運命を交錯させながら戦うという設定で話題を呼んだ1997年の映画『フェイス/オフ』は続編企画が存在するが、その作品概要の一部が明らかになった。ニコラス・ケイジが明かしている。

『フェイス/オフ』は、名匠ジョン・ウー監督がハリウッドでその実力を発揮した評判作だ。ジョン・トラヴォルタが演じるFBI捜査官のショーン・アーチャーが、殺された息子の仇がかかった執念の捜査の中で、凶悪犯キャスター・トロイと最新医療技術で顔を移植交換し、潜入捜査を試みる。しかし、眠りから目覚めたキャスターはショーンとして振る舞い始め、凶悪犯の姿をした主人公を追い込んでいく。ショーンは入獄され、身動きを取ることもできない。敵同士の姿が入れ替わった絶体絶命のミッションは、騙し騙され緊迫感溢れる攻防戦へともつれ込んでいく。

この続編企画は2019年9月より伝えられており、監督には『ゴジラvsコング』(2021)のアダム・ウィンガードが決定済み。既に脚本作業も行われており、ウィンガード監督は20年以上の時を経て復活する名作に「ちゃんと取り組みたい」と意気込み。ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジも続投への関心を寄せていたが、主要キャストは一新するとされた。

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この度ケイジが米Colliderに話したところ、どうやら続編では彼らの子どもが登場する、二陣営・二世代が絡み合う立体的な物語になるようだ。次のように明かしている。

「『フェイス/オフ』は、ひねりの効いた予測不可能な続編としてピッタリだと思います。キャスターとショーンに子どもが生まれて、その子どもたちが成長して、三次元チェスのようになっていく。それで、ジョン・トラボルタと僕の2人の物語ではなく、4人で様々なレベル間でやりあうことになる。どんどん複雑になっていくんです。やれることは大いにあると思いますよ。」

『フェイス/オフ』の結末を考えると、キャスターとショーン、さらにそれぞれの子も合わせて4人の物語を作るためには、確かにひねりを効かさなければ実現できないだろう。奇想天外な展開になると思われるが、この企画が具体的にいつ動き出すかは不明。「確かオフィスで一度会議をしましたが、そこから何も聞いていないので、わからないですね」とケイジは話している。

ちなみにニコラス・ケイジといえば、自身のキャリアをセルフオマージュしたような作品『マッシブ・タレント』が2023年3月24日日本公開予定。劇中では『フェイス/オフ』をネタにした場面も登場するというから要注目だ。

Source:Collider

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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