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「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」3月19日に配信開始、予告編も公開

ファルコン&ウィンター・ソルジャー
© 2020 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバースのドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(原題)」が、2020年3月19日にDisney+にて日米同時配信となることがわかった。あわせて、米国版予告編が公開された。

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後の世界を舞台に、ファルコン/サム・ウィルソン(演:アンソニー・マッキー)、ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ(演:セバスチャン・スタン)による新たな冒険が描かれる。スティーブ・ロジャースから盾を継承したサムは、予告編の冒頭から「あの盾は大変なシロモノだ」とつぶやく。

バッキーいわく、いまや「世界はひっくり返ってしまった」。人々は支持するものを、“象徴”を求めているのだ。短い映像のなか、次々と映し出されるのは、華々しく花火が上がるスタジアム、昼夜を問わないカーチェイス、銃撃戦、爆発、そして空を滑るファルコンの姿……。笑顔を浮かべ、マスクをかぶって暗躍する女性の存在も気になるところだ。

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)に近い作風といわれる本シリーズらしく、予告編にはアクションがたっぷり。しかし、サム&バッキーといえば二人の掛け合いも見どころだ。サムが「サイボーグの脳みそで何を考えてるんだ?」と聞けば、バッキーは「お前が知りたくないことだ」と応じる。これを聞いたサムが「見えるぞ、頭の中で機械が動いてる。すごい、作動してる! 最高だ!」と茶化すと、バッキーは「お前、大っ嫌い」。

出演者はアンソニー&セバスチャンのほか、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)からエージェント13/シャロン・カーター役のエミリー・ヴァンキャンプ、ヘルムート・ジモ/バロン・ジモ役のダニエル・ブリュールが続投。監督は「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」のカリ・スコグランド、脚本は「Empire 成功の代償」マルコム・スペルマン、『ジョン・ウィック』シリーズのデレク・コルスタッドが務める。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(原題)」は2020年3月19日にDisney+にて日米同時配信開始。本作はもともと2020年8月に配信予定だったが、新型コロナウイルスの影響で撮影が一時中断され、延期となっていた。Disney+のMCUドラマ作品としては「ワンダヴィジョン」に続いての登場となる。

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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