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「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」プラハでの撮影が中止に ─ 新型コロナウイルスの影響で

ファルコン&ウィンター・ソルジャー

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(原題:The Falcon and the Winter Soldier)」のチェコ・プラハでの撮影が、新型コロナウイルスの影響で中断されたことがわかった。米DeadlineVarietyなどが伝えている。

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の撮影は、2019年10月下旬から主に米アトランタにて実施されてきた。報道によれば、プラハでの撮影は2020年3月6日(金・米国時間)に始まり、約1週間で完了する予定だったという。しかし3月10日(月)には、新型コロナウイルスへの対策として、チェコ政府が学校授業の中止や文化・スポーツに関するイベントの禁止を決定。マーベル・スタジオは現地での撮影を打ち切り、キャスト・スタッフにはアトランタに戻るよう通知した。なおDeadlineは、今後プラハにて撮影が再開される可能性は低いとみている。

本作の撮影が不可抗力によって中断されるのは、2020年1月、米自治領プエルトリコでの撮影が地震によって中止されたことに続いて2度目。当時、製作チームはプエルトリコにて2週間の撮影を計画していたが、地震の影響を鑑みて、キャスト・スタッフの現地入り以前に計画を変更していた。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を経て、サム・ウィルソン/ファルコンとバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャーの新たな冒険を描く本作には、おなじみアンソニー・マッキーとセバスチャン・スタンが続投。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)からヘルムート・ジモ/バロン・ジモ役のダニエル・ブリュール、シャロン・カーター/エージェント13役のエミリー・ヴァンキャンプが再登場するほか、新キャストとしてジョン・ウォーカー役のワイアット・ラッセル、『ドクター・スリープ』(2019)のカール・ランブリーらが出演する。監督は「ハウス・オブ・カード」「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」のカリ・スコグランド、脚本は「Empire 成功の代償」マルコム・スペルマン、『ジョン・ウィック』シリーズのデレク・コルスタッド。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(原題:The Falcon and the Winter Soldier)」はDisney+にて2020年8月米国配信予定

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Sources: Deadline, Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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