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超高所スリラー『FALL/フォール2』あらすじ判明 ─ 前作親友の妹が主人公、またも高所に取り残される

FALL/フォール
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超高所サバイバル・スリラー映画『FALL/フォール』(2022)の続編『FALL 2(原題)』の主要キャスト3名が発表された。あらすじも明らかになっている。米Deadlineが報じている。

前作では、夫を亡くしたベッキーと彼女の親友ハンターが地上600メートルの超高層テレビ塔にクライミングに挑戦し、数々のトラブルに直面しながら、技術と知識を駆使して生還しようする姿が描かれた。目も眩むような高所でのヒヤヒヤするようなサバイバル劇で人気を博した一作だ。

その続編は、前作で命を落としたハンターの妹ジャックスが主人公。「姉ハンターの死に打ちひしがれるジャックスは、ハンターの勇敢な友人ルースと心を通わせる。二人は心を癒すため、タイのクワン山で悪名高いプランクウォークに挑戦する。しかし、突然の岩崩れで、地上3000フィートの脆い岩の上に取り残されたジャックスは、心の奥底にある恐怖と向き合い、心の整理をするために生き延びようと闘う」との概要だ。プランクウォークとは、岩壁や高所に設置された狭い板を歩いて進むアクティビティのこと。

ジャックス役で主演するのは、「PENNYWORTH/ペニーワース」(2019-2022)『タロット 死を告げるカード』などのハリエット・スレイター。ルース役で『 彼女が教えてくれた愛』(2024)「クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝~」(2023)のアーセマ・トーマスが出演する。ほか、『リヴァプール、最後の恋』(2017)のトム・ブリトニーもキャストに名を連ねているが、役柄は明かされていない。

メガホンをとるのは、『ジグソウ:ソウ・レガシー』(2017)『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』(2018)の双子の兄弟監督マイケル&ピーター・スピエリッグ。脚本は、前作で監督・共同脚本を務めたスコット・マンが担当する。

製作総指揮にはマンのほか、Tea Shop Productionsのマーク・レーン、ジェームズ・ハリス、Capstoneのリスチャン・メルキュリ、デヴィッド・ヘリング、ルザンナ・ケゲヤンが参加。前作からダン・アスマ、ジョン・ロング、ロマン・ヴィアリも復帰する。

『FALL』の続編企画は2023年3月に始動し、2025年初旬にタイで主要撮影を終えている。すでに第3作の製作が決定しており、第3弾ではマンがメガホンをとる予定だ。

スピエリッグ兄弟監督は、「前作の大ファンで、この物語をさらに進めることが待ちきれませんでした。スコット・マンと彼のチームがオリジナル版で築いた緊張感を再現しつつ、極限の高所恐怖に耐える観客の心に響く、深みのあるキャラクターを新たに加えることを目指しました」と意気込みを語っている。

Tea Shop Productionsのジェームズ・ハリスも、「才能溢れるスピエリッグ兄弟と、この驚くほどダイナミックなキャストとともに、『FALL』シリーズの新たな章をお届けできることを嬉しく思っています。マイケルとピーターのビジョンにもとづき、観客の皆様により壮大で、さらに目が回るような体験をお届けできることを願っています」と展望を述べた。

前作は500万ドルの製作費に対し、全世界興行収入2,200万ドルのヒット作になったほか、Netflixなどの配信サービスで世界的人気を獲得。イギリスでは2023年1月にNetflixで配信開始され、宣伝が控えめにもかかわらず、2週連続で映画ランキング第2位となった。

エキゾチックなタイを舞台に描かれる、超高所での恐怖体験に期待が高まる。『FALL 2(原題)』の公開時期は未定。

Source:Deadline

Writer

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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