Menu
(0)

Search

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のファッション、1920年代に超忠実だった!おしゃれなキャラクターを大検証

2016年11月23日、多くのファンが待ち望んだ映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が公開された。いまだ“『ファンタビ』熱”が冷めやらない方も大勢いらっしゃることだろう。


ストーリーや豪華なキャスト、いつになっても変わらないワクワクする魔法使いの世界。もちろんどれも魅力的な『ファンタスティック・ビースト』だが、本作にはとてつもなくビビッときたポイントがあった。それは、女性登場人物のファッションがおしゃれすぎることだ!

『ファンタスティック・ビースト』の舞台は1920年代。今回は実際の世界(いわゆるノー・マジ)のファッションと、『ファンタビ』の世界のファッションを比べてみよう。

1920年代のファッション

https://www.etsy.com/listing/190482942/vogue-magazine-cover-1920-by-lepape-lady
https://www.etsy.com/listing/190482942/vogue-magazine-cover-1920-by-lepape-lady

こちらは1920年代のファッション雑誌「VOGUE」の表紙だ。長いオーバーサイズのコート、 落ち着いた上品なトーンで固められた色合い、帽子……。ニュート・スキャマンダーと行動を共にする、『ファンタビ』のヒロイン・ティナ(ポーペンテイナ)っぽい。

http://www.1920s-fashion-and-music.com/coco-chanel-designs.html
http://www.1920s-fashion-and-music.com/coco-chanel-designs.html

こちらも同じく、20年代の「VOGUE」の表紙だ。やはりロング丈のコートに、すとんとしたシルエットのワンピース、そしてやっぱりティナっぽい帽子。おしゃれに無頓着そうな、おとなしく真面目なティナだが、この表紙を見るかぎり、ひょっとして流行をバッチリおさえたおしゃれキャリアウーマン(ならぬキャリアウィッチ?)だったのでは……。

“フラッパー”スタイル

このような1920年代の欧米の女性のファッションは、“フラッパー”スタイルというものだ。ふんわりしたドレスや華美な装飾といったそれまでの“女性らしい”ファッションから、メンズルックなスタイルも取り入れた新しいファッションに変化したのが1920年代なのである。

http://www.1920s-fashion-and-music.com/1920s-fashion.html
http://www.1920s-fashion-and-music.com/1920s-fashion.html

ヘアスタイルも、ロングではなくボブスタイルが大流行。釣鐘のようなこんもりとしたシルエットの「クローシュ」という帽子もトレンドだったらしい。そういえばティナと妹のクイニーは、ふたりともボブカットだったし、アクセントとして帽子を身につけていた。

『ファンタスティック・ビースト』は、ファッションの面においても、当時の状況にとても忠実に作られていたのだ。

ティナのファッションチェック

“フラッパー”スタイルの1920年代、パーティーなどの場で着るドレスでは、ビーズなどの細かい装飾が施されたものが人気だったようだ。「VOGUE」の表紙には、シンプルな無地の胸元が大きく開いたドレスに、パールのネックレスをつけた女性が描かれている。

http://www.jazzbasta.com/where-words-fail-music-speaks-2/
http://www.jazzbasta.com/where-words-fail-music-speaks-2/

落ち着いたティナらしいブラックのドレスに、胸元は「VOGUE」の表紙よろしく開けていてセクシー! 細かいビーズもたくさんあしらわれている。もしかしたら、ティナもノー・マジの雑誌を読んで、こっそりとファッションの勉強をしていたのかもしれない。

http://screenrant.com/fantastic-beasts-movies-harry-potter-differences/
©2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. J.K. Rowling’s Wizarding World TM J.K. Rowling and Warner Bros. Entertainment Inc.

http://screenrant.com/fantastic-beasts-movies-harry-potter-differences/

こちらはティナがいつも着ていたグレーのロングコートだ。大きめで、肩がちょっぴり落ちたデザインがかわいく、かつ大人っぽく上品で動きやすそうなコートだ。そしてこちらが、20年代のノー・マジの女性が着ていたもの。

写真から伝わる質感やデザインといい、帽子といい、やっぱりティナによく似ている! 左の女性はシンプルにまとめたコーディネート、右の女性は帽子に装飾なんかをつけていてガーリーなスタイルだ。コートにも刺繍が施されていて、個性的なおしゃれを楽しんでいるという感じ。かたやシンプル&カジュアルなスタイル、かたや華やかなスタイル……まさに、ティナとクイニーの姉妹のよう!

当時流行の服装に身を包んでいたティナとクイニー。魔法世界の魅力だけでなく、作品をよりおしゃれに、ちょっぴり大人っぽく仕上げていたのは、洗練されたファッションだったのだ。

『ファンタスティック・ビースト』はシリーズ5部作になるといわれている。これから物語が進み、時代が少しずつ移り変わるにつれて、登場人物のファッションもきっと変化していくことだろう。キャラクターのおしゃれに注目しながら映画を観る、なんていう楽しみ方はいかがだろうか?

Eyecatch Image: http://collider.com/fantastic-beasts-and-where-to-find-them-things-to-know/
©2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. J.K. Rowling’s Wizarding World TM J.K. Rowling and Warner Bros. Entertainment Inc.

Writer

Moeka Kotaki
Moeka Kotaki

フリーライター(1995生まれ/マグル)

Comment

Ranking

Daily

Weekly

Monthly