『ワイルド・スピード』シリーズ全作、米映画館で無料上映へ ─ 劇場復活の後押しとなるか

2021年6月25日に初公開を控える『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』に先がけて、『ワイルド・スピード』シリーズ全8作がアメリカの映画館にて無料上映される。製作を担当する米ユニバーサル・ピクチャーズが発表した。
「FastFridayScreenings」と名付けられた本プロジェクトは、シリーズ第9作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のプロモーションの一環として企画されたもの。公式サイトによれば、2021年4月30日に第1作『ワイルド・スピード』が、AMCやRegal Cinemaをはじめとする映画館で再上映。以降、6月18日まで毎週金曜日に各作品が上映される。シリーズのファンだけでなく、『ワイスピ』を観たことがないファンにとってはまたとない企画となる。
It’s been one helluva ride so far. Get ready for #F9 by watching all the movies in the Fast Saga on the BIG SCREEN. Every Friday in select theaters across the country starting 4/30. #FastFridayScreenings
— #F9 (@TheFastSaga) April 23, 2021
日本での『ジェットブレイク』公開は2021年8月6日。同様の企画がアメリカ以外の国でも実施されるかどうかは定かでないが、これを望むファンは多いはずだ。また本作は、苦境に立たされた映画館業界にとって、客足を取り戻すための頼みの綱でもある。「FastFridayScreenings」も、復活を大きく後押しするものとなるだろう。
最新作『ジェットブレイク』では、過去作品に登場したファミリーが再登場を果たす。シリーズ第3作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006)からは、死んだと思われていたハン(サン・カン)をはじめ、ショーン(ルーカス・ブラック)やアール(ジェイソン・トビン)、トゥインキー(バウ・ワウ)が揃って復活。シリーズ第7作『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2013)からは、ミア(ジョーダナ・ブリュースター)も帰ってくる。
映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、2021年8月6日全国公開予定。