『ワイルド・スピード』なぜ全11作で終わるのか ─ ヴィン・ディーゼル「魂は安らかに眠る必要がある」

2001年から続く人気カーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズは、全11作で完結することが判明している。2019年にはシリーズ初のスピンオフ映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』が大成功を収め、ユニバースは拡大の一途を辿っていく中、メインシリーズはなぜ幕を閉じてしまうのだろうか。主演・製作を兼任するヴィン・ディーゼルがその理由を明かしている。
米APnewsの取材に応じたディーゼルによれば、完結2部作となる第10作&11作は、2023年と2024年に連続で公開される見込みであるという。2021年5月中旬に一部の国々で封切りとなった第9作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』がコロナ禍以降最大のヒットを記録している中、すでに水面下では完結に向けた構想が練られ始めている。
『ワイスピ』が全11作で完結する理由について、ヴィンは「どの物語も終わりに値するのです」と語る。「終わる必要なんて無いと感じる人たちもいるでしょう。ただ、全ての良い物事は終わるべきなのです」。ファンの思いを汲み取った上での発言を心がけている様子のヴィンだが、さらに「フィナーレには理由があります」と説明。「このフランチャイズはそれに値すると思います」と付け加えた。
1つのシリーズが終わるのには、例えば原作の範囲を網羅し終えたり、製作側の意向だったり、何らかの具体的なきっかけがある。そうした具体的な内容に関する明言を避けたヴィンだが、これまで20年間シリーズを支えた人間として、直感的に“終わり”を感じているのだろう。現時点ですでにエンディングを構想し終えているのか、ヴィンは自分の子どもに『ワイスピ』完結のストーリーをすでに話したと伝えられている。これを聞いたヴィンの娘は、涙を流したという。
また、『ジェットブレイク』で第6作『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)ぶりにメガホンを取り、完結2部作でも監督を務める予定のジャスティン・リン監督によれば、全11作での完結案はヴィンとの会話の中で生まれたのだとか。「ヴィンは私と一緒にいた時、“サーガは今(のタイミングで)幕を閉じたほうが良いと思う”と伝えてきました」とリン監督。「第9作は完結章の1作目であり、次の2作でキャラクターたちの最高な旅を終わらせられるように、全てをいったんまとめ上げているんです」と説明した。
車をこよなく愛する若者たちのアンダーグラウンドな世界を収めた低予算映画に始まった『ワイスピ』も、今や世界を代表する巨大フランチャイズに成長した。しかし、ヴィンが「このフランチャイズは車道、そしてコンクリートから生まれました」と話すように、完結にあたってはシリーズの始まりにも目が向けられているようだ。「世界は、負け犬たちを他のフランチャイズを追い抜く場所へと押し上げてくれました。そのフランチャイズには魂というものがあり、その魂は安らかに眠る必要があるんです」。
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Source: APnews































