『ワイスピ10』ダニエラ・メルシオール、トレット・ファミリー説が濃厚か ─ 意味深な写真を投稿

『ワイルド・スピード』シリーズ最新作『FAST X(原題)』に出演するダニエラ・メルシオールが、自身のキャラクターに関する意味深な写真をInstagramに投稿している。
ジェームズ・ガン監督作『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)のラットキャッチャー2役で注目を浴びたメルシオールは、『FAST X』でハリウッド大作に再び挑む。メルシオールが演じるキャラクターは不明だが、以前ヴィン・ディーゼル演じる主人公ドミニク・トレットと関わりのある役どころであることがヴィンが投稿した写真から示唆されていた。
このたびメルシオールは、「好奇心旺盛な方のために」と綴り、本作のキャラクターに扮した自身の写真を投稿。意味深なコメントと同じくらい示唆的な写真が並んでいる。
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注目すべきは、腕にフォーカスした写真。メルシオールのキャラクターはタトゥーをたくさん入れているようだが、そのデザインにはまさに好奇心がそそられる。なかでも、十字架のペンダントをベースとしたタトゥーには、まるでドムが肌見放さず身につけているシルバーの十字架ペンダントを彷彿とさせられないだろうか。
ドムの十字架ペンダントには長い歴史があり、1作目から登場していた。その後、ドムは結婚の誓いにとレティにペンダントをプレゼントとして贈ったり、そのペンダントがエレナやデッカード・ショウの手に渡ったりと、ストーリー上で重要な役割を担ってきたのだ。さらに前作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021)ではドムの弟ジェイコブが全く同じペンダントを持っていたことが明かされるなど、トレット家を象徴するアイテムでもあるようだ。
そのペンダントと酷似したタトゥーをメルシオールのキャラクターが入れているということは、トレット家と縁のある人物なのだろうか。先述のヴィンが投稿した写真は、ドムとメルシオール扮するキャラクターが抱擁を交わしている瞬間を捉えたものだったが、やはりトレット・ファミリー説が濃厚か。
現在、『FAST X』は撮影7週目に突入したところ。2023年5月19日の米公開を目指し、順調に製作が進んでいるようだ。