『ワイスピ』完結作、ヴィン・ディーゼルが過激カーアクションのトレーニング開始 ─ 撮影に向けて準備中

『ワイルド・スピード』シリーズ完結作となる『Fast X:Part2』の撮影開始に向けて着々と準備が進んでいるようだ。主演・製作のヴィン・ディーゼルがInstagramを更新し、過激カーアクションシーンのための訓練をスタートすることを明かした。
ディーゼルは最新の投稿で、『ワイルド・スピード』シリーズの製作を務める米ユニバーサル・ピクチャーズの撮影スタジオに来ていることを報告。ユニバーサルと進めている1970年代の刑事ドラマ「刑事コジャック」の映画化企画について言及した後、「今日の本題は『ワイルド・スピード』です」と語った。
2025年4月のUS公開が予定されているシリーズ最新作『Fast X:Part2』は、主要撮影の開始に向けてセット建設が進められているという。主演を務めるディーゼルは共演者より一足早く現場入りしているようで、その意気込みを語っている。
「主要撮影を始める前に、僕たちはたくさんの計画をこなさなければいけません。次の章では、ドライビングのシークエンスがものすごく激しいものになりますから、カースタントに向けて早くから取り組まなければいけないんです。僕自身、安全かつ、みんなが望んでいるような激しいものにするために練習しなければいけません。」
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『ワイスピ』で過激カーアクションが登場するのはおなじみのことだが、完結作とされる本作でも期待できそうだ。前作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(2023)ではローマの街を舞台に巨大火球との激しい追跡劇がド派手に展開されたが、次はどんなカーアクションを見せてくれるだろうか。
ドミニク・トレットを主人公とするメインサーガ最終作の本作では、ディーゼルのほかお馴染みのファミリーが揃って続投予定。監督には前作から参加のルイ・レテリエが起用されており、『ワイスピ』ラストランを締めくくる重要な役を担う。
また、本作の公開前にはドウェイン・ジョンソン主演のルーク・ホブス単独映画が控えているようだが、同作に関する情報は聞こえてきていない。