【ネタバレ】『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』衝撃のラスト、考えられる6つの展開を予想してみた

この記事には、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のネタバレが含まれています。

まずは簡単に『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のエンディングを振り返ろう。第5作『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)に登場した悪徳ビジネスマンのエルナン・レイエスの息子だったダンテ・レイエス(ジェイソン・モモア)は、父親を殺したファミリーへの復讐計画を立てていた。用意周到なプランにより、ファミリーをローマへと誘き出したダンテは、容赦ない復讐を仕掛けていく。
幾度にもわたる直接対決の末、ドム(ヴィン・ディーゼル)とダンテがたどり着いたのは巨大ダム。息子のブライアン(レオ・アベロ・ベリー)をダッジ・チャージャーの助手席に乗せたドムは、橋の上で車を止める。そんな中、上空からはジャンボ機に乗ったローマン(タイリース・ギブソン)たちが救援に駆けつけるが、実は最初からダンテと手を組んでいたエイムス(アラン・リッチソン)がランチャーで片方のエンジンを爆破。ファミリーたちの乗ったジャンボ機は山肌に激突してしまう。
追い詰められたドムとブライアンは意を決して、ダムのふもとまでダッジ・チャージャーで駆け下る。弱るブライアンをそっと優しく抱きしめたドムがダムを見上げると、ダンテは「死ぬ時が来た」と一言。ダムのそこらじゅうに仕掛けられた爆弾の起爆装置を作動させる。死のカウントダウンが始まるとドムは息子をじっと見つめ、ここで本編は幕を閉じた。
絶対絶命という状況での閉幕。後に続く展開ではどのようなことが考えられるだろうか。
1. 起爆装置が作動せず、難を逃れる

あの状況で爆弾が爆発しダムが崩壊したら、さすがのドムも生還できないだろう。とはいえここでゲームオーバーでは物語が成立しないから、何かが起きなくてはいけない。そこで考えられるのが、起爆装置が作動しなかったという案。ダンテはサイファー(シャーリーズ・セロン)から奪取したハッキング装置を使って起爆装置を作動させていたが、もし何らかの邪魔が入り作動しなかったら……?ドムもその間に遠くへ逃げ、形成を立て直すことができる。
2.ショウ家総出で登場

ドムに手を貸したことでダンテから狙われてしまった母・クイーニー(ヘレン・ミレン)を助けるために、ローマンたちと別れたデッカード・ショウ(ジェイソン・スレイサム)。デッカードならダンテの手下なんぞ一瞬で蹴散らして助けに来てくれるかもしれない。ショウ家といえば、次男のオーウェン(ルーク・エヴァンズ)、長女のハッティー(ヴァネッサ・カービー)もいる。メインサーガの完結編ということで、2人もあわせたショウ家総出の救出劇が描かれたら、胸熱だ。
3.ジゼル、レティ、サイファーが助けに来る

絶体絶命の状況で幕を閉じた物語の本当のラストでは、南極の極秘施設に収容されていたレティ(ミシェル・ロドリゲス)とサイファーの元に、死んだと思われていたジゼル(ガル・ガドット)が登場。地面の氷を突き破り、海中から現れた巨大潜水艦に乗ったジゼルは、2人を助けに来たようだ。南極からドムのいるダムまではかなり距離があるはずだが、タイミング良く助けに来てくれないだろうか。