『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』サイファーのセリフ、続編への重大な伏線アリ ─ 「目立つものには理由がある」と監督

人気カーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズ最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』に登場したとあるシーンに、最終章と言われる次回作『Fast X: Part 2(原題)』に繋がるヒントが隠されているという。監督を務めたルイ・レテリエが米Cinemablendに明かしている。
この記事では、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』の内容に言及しています。

『ファイヤーブースト』では、ドミニク・“ドム”・トレットらに殺された麻薬王レイエスの息子ダンテ(ジェイソン・モモア)が、過去の恨みを晴らすべく、ファミリーの前に立ちはだかった。ファミリーはダンテの執念深い策略により引き裂かれ、ドムは絶対絶命のピンチに陥る。戦いの第一ラウンドはダンテに軍配が上がり、決着は続編に持ち越しとなった。
続編では、打倒ダンテに向けてファミリーが再集結することが期待されるが、その展開は全くもって未知数だ。しかしレテリエ監督によれば、『ファイヤーブースト』劇中にはそこかしこに重大な伏線が散りばめられているという。
「会話に耳を凝らしてみてください。ビジュアルや爆発、楽しい部分に目がいったと思うのですが、会話や脅威がリアルに設計されたシーンもいくつかあるんです。何か目立つものがあったなら、それは理由があってのこと。何か特定のシーンを話している訳ではないですよ。次の素晴らしい冒険に向けて種まきしたシーンは5つくらいあります。」
激しいアクションの中に伏線を混ぜ込んだというレテリエ監督は、一番最初の“種まき”シーンを明かしている。「サイファーがドムとレティの家に入ってきた時を思い出してください。彼女が言っていたことが全てを物語っています」。該当のシーンは、穏やかな夜を過ごしていたドムとレティのもとに傷を負ったサイファーが訪れるというもの。敵であるサイファーにドムたちも怒り爆発寸前だったが、ここで共通の敵の存在を知らされる。
この訪問を機にドムらはダンテの存在を知り、戦いに乗り出していくことになったが、サイファーは敵の存在を知らせる以外に何を伝えようとしていたのか。『ファイヤーブースト』を再鑑賞するときは、同シーンに注目してみては。
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Source:Cinemablend