【ネタバレ】『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』あの人はどう生き延びたのか ─ 演じた本人、「死体を見ましたか?」

この記事には、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のネタバレが含まれています。

死んだと思われたジゼル(ガル・ガドット)復活、一体どうやって?
『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』は、ファミリーが悪役・ダンテ(ジェイソン・モモア)に追い詰められ、絶体絶命の状況で幕を閉じた。一方、ローマで秘密組織に捕まったレティ(ミシェル・ロドリゲス)は南極にある極秘施設に移送されており、偶然にも同じく捕まっていたサイファー(シャーリーズ・セロン)と2人で脱出の糸口を探っていた。
作品のエンディングでは、施設の外に出るサイファーとレティの姿が描かれ、さらに地面から巨大な潜水艦が現れ出た。入り口からは何者かが双眼鏡を覗き込んでいる。ゆっくり手を下ろしたその人物、なんと『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)で命を落としたはずのジゼル(ガル・ガドット)だった……!
サイファーが「これでも私の計画がダメって言う?」と話していることから、どうやらジゼルは彼女からの連絡を受けて救援に駆けつけたのだろう。シーンはジゼルがニコッと微笑むところで終了したが、非常に大きなサプライズとなった。
ジゼルといえば『EURO MISSION』のラスト、オーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス)らと戦っていた離陸直後の飛行機から自ら転落し、死んだと思われていた。以降の作品でも姿を見せなかったが、『ファイヤーブースト』で奇跡の復活を果たすことになった。
再登場したジゼルの顔には傷一つ見られず、まるで何事も起きていなかったかのようだった。果たしてどのようにして生き長らえていたのだろうか。ジゼルほどの運動神経なら完璧な着地により軽傷で済んでいたとか、転落直後に誰かが救っていたとか、考えようとすれば無数の可能性が浮かぶ。きっと次回登場時に語られることだろう。
ちなみに同じ戦いで、ヴィランのオーウェン・ショウも飛行機から派手に吹き飛ばされていたが、続編『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)では生存していることが判明していた。それでもショーは全身に怪我を負い、顔面から胸元にかけて皮膚がただれていた。ジゼルがあそこまで無傷でいるということは、やはり誰かが助けていたのだろうか。
ジゼル生存については、再演が叶ったガル・ガドットも米GQで反応している。「どうやって生き長らえたのか?」という質問に対して、ガドットの答えは至ってシンプルで、「死体を見ましたか?私は見ていませんよ」とのこと。『ワイスピ』の世界では、「死体を見ていなければ生きている」というのが鉄則だ。過去にはレティやハンも復活を遂げている。
ハンといえば、ジゼルとの再会も楽しみに待ちたいところ。とはいえハンも、『ファイヤーブースト』ラストで乗っていた飛行機がクラッシュするなど、再び絶体絶命。“死体は見ていない”からきっと生きているはずだが、果たして……。
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Source:GQ