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【ネタバレ】『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』衝撃ラスト解説 ─ 誰がどうやって実現させたのか?

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト
© Universal Studios. All Rights Reserved.

この記事には、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』の重大なネタバレが含まれています。

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト
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『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』ルーク・ホブス役ドウェイン・ジョンソン、まさかの再出演

『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のエンドロールには、驚きのおまけシーンが挿入されていた。覆面をした特殊部隊が武装して屋敷に突入したところ、置かれていた携帯電話が鳴り響く。隊員の1人が手にとって応じると、声の主はダンテ(ジェイソン・モモア)だった。

ダンテは本作で、『ワイルド・スピード/MEGA MAX』(2006)悪役だったレイエスの知られざる息子として登場。本編では、父を倒して金を奪ったドムを狙ったわけだが、実は彼のターゲットはもう1人いた。父レイエスを殺害した張本人は別にいたのだ。

レイエスは『MEGA MAX』での橋の戦いで、巨大金庫をクルマで引きずるドムを追っていたところ、スピン飛来してきたドムの車両と大激突。瀕死の状態で身体を車外に投げ出して助けを求めたところ、到着した別の男に「部下の仇だ」と吐き捨てられてアッサリ射殺されるという最期を迎える。その引き金を引いた男こそ、ルーク・ホブス(ドウェイン・ジョンソン)だ。

© 2016 Universal Studios. All Rights Reserved.

『ファイヤーブースト』のおまけシーンでは、ダンテからの宣戦布告を受けたホブスが、マスクを脱ぎとって怒りを顕に。「必ず見つけてやる、サンビッチ」と呟くと、握っていた携帯電話を捻り潰してみせるのだった。

『ワイスピ』シリーズでは、ドウェイン・ジョンソンとヴィン・ディーゼルの不仲が伝えられており、ドウェインはもう二度とメインシリーズには出演しないとされていた。『ICE BREAK』撮影時のヴィンの現場での態度などを見たドウェインがSNSに苛立ちのコメントを書き、そこから対立が表層化していったものだ。詳しい経緯はこちらの記事にまとめている。

ヴィン・ディーゼル VS ドウェイン・ジョンソン まとめ

『ファイヤーブースト』のラストにドウェインが顔を出したということは、言わずもがな続編では本編にも登場することだろう。ヴィンが演じるドムらファミリーと再び共演する展開にも大いに期待できる。

しかし、一時は周囲も手がつけられないほどバチバチに対立していた両者。一体ドウェインのカムバックはどのようにして実現したのだろうか。興味深いことに、そこには本作から初めてシリーズに加わったルイ・レテリエ監督の、新参者ならではのナイスアシストがあったようだ。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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