『ワイルド・スピード／ファイヤーブースト』第2予告編が米公開 ─ さらにファイヤーでブーストなド派手カーアクション

人気カーアクション映画『ワイルド・スピード』シリーズ第10作『ワイルド・スピード／ファイヤーブースト』の第2予告編が米国で公開された。

シリーズ初登場となる最恐のヴィラン、ダンテ・レイエス（ジェイソン・モモア）を大々的に紹介した初予告編に続く第2弾でも、目の前に立ちはだかる敵に打ち勝つために、ドム・トレットと彼のファミリーが繰り広げる激しい攻防戦が目に出来る。

ダンテは、シリーズ第5作『ワイルド・スピード／MEGA MAX』（2011）でドムが倒した麻薬王エルナン・レイエスの息子。ドムに自分の人生を台無しにされたダンテは、チームに復讐する場としてローマを選び、彼らの息の根を止めるために巨大なキャノンボールのような爆弾を放つ。「よお、マヌケども。何をブっ飛ばすんだ？え？バチカンだよ。ワオ……！お前らは地獄行きだな」と楽し気に呟き、早くもドム一行は窮地に追い込まれる。

初予告編にも挿入されたシーンに加え、中盤では因縁関係にあるデッカード・ショウとハンが再び対面し、2人が共闘する新たなシーンも登場。さらに、荒涼とした場所で防護スーツのような服に身を包んだレティとサイファーが映ったかと思えば、監督の演出なしで撮影されたという2人のファイトシーンへ雪崩れ込む。初予告編とは違うカットなので注目だ。

第2予告編のラストは、ドムが巨大トラックの衝突で起きた大爆発から逃れ、津波のように押し寄せる炎に追われながら、空（から）のダムの天辺から車で急下降する鳥肌もののカー・アクションシーンがフィーチャーされている。

第10作には、ドミニク役のヴィン・ディーゼル、レティ役のミシェル・ロドリゲス、ミア役のジョーダナ・ブリュースター、テズ役のリュダクリス、ローマン役のタイリース・ギブソン、ラムジー役のナタリー・エマニュエル、リトル・ノーバディ役のスコット・イーストウッド、クイニー役のヘレン・ミレン、ハン役のサン・カン、デッカード・ジョウ役のジェイソン・ステイサム、サイファー役のシャーリーズ・セロンが続投。

新キャストとして、『アクアマン』シリーズのジェイソン・モモアがヴィランのダンテ役、『キャプテン・マーベル』（2019）などのブリー・ラーソンがテス役、ドミニクの息子・ブライアン役で新進子役俳優のレオ・アベロ・ペリーが出演。「ジャック・リーチャー　～正義のアウトロー～」（2022‐）のアラン・リッチソン、『ザ・スーサイド・スクワッド　“極”悪党、集結』（2021）のダニエル・メルシオールも初参戦する。

シリーズ第10作『ワイルド・スピード／ファイヤーブースト』は、2023年5月19日に全国公開。

Source:＠The Fast Saga