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「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」ジモ役、『シビル・ウォー』のチャドウィック・ボーズマンに「圧倒された」 ─ 共演を振り返る

Daniel Brühl ダニエル・ブリュール Chadwick Boseman チャドウィック・ボーズマン
Photo by Martin Kraft https://commons.wikimedia.org/wiki/File:MJK_68238_Daniel_Br%C3%BChl_(Berlinale_2020).jpg|Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Chadwick_Boseman_(36245604005)_cropped_2.jpg|Remixed by THE RIVER

映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)でアベンジャーズ分断を引き起こした張本人ヘルムート・ジモが、新ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に帰ってきた。ジモ役のダニエル・ブリュールは、本作に関する取材で連日大忙しだが、米The Hollywood Reporterのインタビューでは、『シビル・ウォー』での思い出を語っている。2020年8月に急逝したブラックパンサー/ティ・チャラ役のチャドウィック・ボーズマンとの共演についてだ。

この記事には、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』と「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のネタバレが含まれています。

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
(c)2018 MARVEL

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で再登場を果たしたジモだが、ブラックパンサーがいなければ、これは叶わなかったと言っても過言ではない。『シビル・ウォー』にて、狙い通りアベンジャーズ分断を成功させたジモは、家族の後を追うためにと拳銃で自決を図る。しかし、間一髪のところをブラックパンサーに阻止され、逮捕されたのだ。

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このシーンは、『シビル・ウォー』の中でも印象的な場面の1つ。このたびインタビュアーより、「心に何が思い浮かびますか?」と、撮影時のチャドウィックについて訊かれたブリュールは、ため息をつきながら次のように答えたという。

「(共演時は)自分がどれだけ感銘を受けたかに驚きましたよ。彼とはワンシーンのみの共演でしたが、あの日は今でも強く印象に残っています。彼の才能、オーラ、人柄には圧倒されました。堂々としていて勇敢で、カリスマ性があって、熱情がこもっていた。彼の演技は間違いなく魅力的でした。MCUにとってだけでなく、映画の全領域にとって大きな損失です。」

こう語るブリュールは、チャドウィックの訃報後、自身のInstagramにてチャドウィックを追悼していた。改めて「彼は人を魅了する素晴らしい方だった」とチャドウィックの人柄を明かしたブリュールは、「とても悲しいです」とその心境を吐露している。

ブリュールのほか、ライアン・クーグラー監督やキルモンガー役のマイケル・B・ジョーダンら、『ブラックパンサー』(2018)関係者や、アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.など、MCUの各人がチャドウィックの存在について、その思いを語ってきた。チャドウィックが残した意志は、現在製作中の『ブラックパンサー2(仮題)』をはじめ、今後のMCU作品にて継承されていくだろう。

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Source: THR

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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