【ネタバレ】「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第2話、ヤング・アベンジャーズの候補キャラ登場か

この記事には、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第2話のネタバレが含まれています。

本記事の主人公となるのは、エリ・ブラッドリー(Eli Bradley)というキャラクター。作中でこの名前が言及されることはないが、その姿ははっきりと捉えられている。
第2話、謎の仮面集団フラッグ・スマッシャーズの力に歯が立たず、落胆していたサムに、バッキーは「会ってもらいたい人物がいる」と、朝鮮戦争時代の知り合いを紹介する。スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカと同じく、超人兵士計画の被験者として大勢参加させられていた黒人兵士のなかから生き残ったイザイア・ブラッドリーだ。いわば、黒人版キャプテン・アメリカである。
作中では、バッキーとかつての因縁を話しながらも、嫌な過去を思い出したのか、「帰ってくれ」と叫び、訪ねてきた2人を追い返してしまったイザイア。今後の再登場は定かでないが、もうひとり注目すべき人物があの場にはいた。サムとバッキーをイザイアのもとに案内した黒人の青年だ。
エンド・クレジットを確認すると、この青年がエリ・ブラッドリーというキャラクター名であることが判明する。このキャラクターは、原作コミックで黒人版キャプテン・アメリカとして活躍するイザイアの孫、イライジャ・“エリ”・ブラッドリーと同一人物と思われる。エリは、パトリオットという名のスーパーヒーローとして、祖父イザイアがかつて身に纏っていたユニフォームを受け継ぎ、ヤング・アベンジャーズに加入。アメリカ国旗のデザインがあしらわれたシールドと共に悪と対峙していく。
仮に原作コミック通りの設定がドラマでも踏襲されれば、エリがパトリオットとして活躍する姿が見られるかもしれない。もっとも、第2話のエリは、サムとバッキーをイザイアの元へ案内するだけに留まっており、現状スーパーヒーローとなっていく兆しは見られないが、今後の展開に注目だ。
ちなみに、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは以前、ヤング・アベンジャーズの結成を示唆していた。このとき、「フェーズ4で、今後も続いていくような新たなタイプのキャラクターたちを紹介していく」と、若手ヒーローたちの誕生を確約してもいたファイギ社長。エリ・ブラッドリーもこの中に含まれている可能性は大いにある。