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「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のバッキーはユーモラス、「本当のセバスチャン・スタンが世間に知られてしまう」

セバスチャン・スタン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/48469201691/ Remixed by THE RIVER

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」では、『キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ』シリーズで描き切れなかったキャラクターの魅力が前面に押し出される。すなわち、それは演じる俳優自身の魅力が表れるということだ。スタントパーソンのアーロン・トミーは、米SUPESにて「ついに本当のセバスチャン・スタンが世間に知られてしまう」と口にした。

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)ののち、スティーブ・ロジャースがファルコン/サム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)に託した盾の“継承”をテーマに、サムとウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)が世界を股にかけた任務に挑む物語。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)ではユーモラスなやり取りも印象的だったが、本作は『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)に近いシリアスかつクールな作風となる。

もっとも、アーロンによると本作ではバッキーのユーモラスな一面もフィーチャーされるという。撮影現場でのアンソニー&セバスチャンの様子を尋ねられるや、アーロンは「二人とは知り合ってしばらく経ちますが、セブ(セバスチャン)はホントに面白いんですよ」と明かしている。

「彼はストイックな役柄を演じているけれど、(『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の)最高なところは、彼(バッキー)の新たな一面を見られるところ。それは撮影現場でのセブらしさでもあって、彼はすごく淡白なようで、頭の回転がとても速いし、笑わせてくれるんですよ。」

“セブらしさ”の一端は、先日公開された予告編にもわずかに映し出されているという。飛行機の中で、バッキーに「作戦は?」と問いかけられたサムが無言で飛び降りるや、バッキーは「最高」と一言。アーロンいわく「あれこそ僕の知っているセブ。ついに本当のセバスチャンが世間に知られてしまうのかって感じ」だそうだ。

もっとも、“セブらしさ”はバッキー・バーンズというキャラクターを成長させることにも貢献している模様。奇しくもスティーブ・ロジャースが表舞台を去ったのち、ついにバッキーは現代の世界を駆け回るヒーローとなるのだ。アーロンはバッキー像について、「彼はただのマシンじゃなく、ゆっくりとここまで前進してきました。(新しい)バッキーはすごく面白いと思います」と強調した。

ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」2021年3月19日(金)日米同時配信。

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Source: SUPES

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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