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『ファンタビ』ジェイコブ&クイニーが上手くいかなかったら? ─ 最後の手段をダン・フォグラーに訊いてみた【単独インタビュー】

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved Wizarding World™ Publishing Rights © J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.

「おいクイニー、よせ……行くな!……。」

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使い』(2018)クライマックスでの一幕、パン屋を営むジェイコブ・コワルスキーは、人種の垣根を超えて萌芽した愛を、無くすどころか奪われてしまった。ある意味で『ファンタビ』史上最大の悲劇と言えるのが、クイニーとジェイコブの決別だろう。

いよいよ、2人の関係の続きを描くシリーズ最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が公開を迎える。前作から時は少し進んでいるようで、予告編を観る限りジェイコブはパン屋を再開させている模様。しかし、どうやらジェイコブは、ダンブルドア先生から杖を授けられ、グリンデルバルド戦に駆り出されるようだ。

失意のジェイコブの周りでは、いったい何が起きているのだろうか。ヴォルデモート卿が興隆するまで、史上最強かつ最も危険とされた闇の魔法使いとして恐れられたグリンデルバルドとの決戦において、マグルのジェイコブはどう活躍していくのか。こうした謎を胸に抱きながら、THE RIVERはジェイコブ役を演じるダン・フォグラーとのインタビューに臨んだ。

ザ・ジェイコブなダン・フォグラー、話の途中で本当にジェイコブだと勘違いしてしまいそうになる時も度々あったが、インタビューでは作品の魅力を余すところなく語ってくれている。そして、どうしても気になるクイニーとの展開についても……?

ダン・フォグラー 単独インタビュー

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved Wizarding World™ Publishing Rights © J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.

── ダンさん、どうもはじめまして。

やあ、調子はどう?

── バリバリ元気です!ダンさんはいかがですか?

良い感じだよ。君は?(なぜか2度目の同じ質問)

── ……えーっと、最高です(笑)。『ファンタビ』、遂に公開されますが、今のお気持ちは?

気分がいいよ。今はけっこう忙しくて、『ファンタスティック・ビースト』も4月に公開されますし、3作目はすごく楽しみなんです(編注:取材は3月上旬に実施)。だって、楽しいことがたくさんあるし、僕もやりたいことをやれたから。アクションとかスタントにもけっこう挑戦したんですよ。身体を使ったコメディとかね。そういう意味では、1作目に近いかもしれないです。みんなにも観てもらうのが楽しみだな。もし僕に兄弟がいたら、一緒に作っていただろうなって思える楽しいアクションとかコメディがたくさん詰まってますよ。

── 本作には秘密がたくさんありそうですけど、実際ファンはどれくらい驚くことになるのでしょう。例えば、『スパイダーマン』の最新作ではとんでもないサプライズが実現していましたが、比較してみると……?

……オゥ、ワァオ。『スパイダーマン』と比べろだって?ハッハッハ。どうだろう、とりあえずアンドリュー・ガーフィールドは映画には出てこないですよ。ヒッヒッヒッ。まあでも、皆さんはいろんなことに驚くことになると思います。小説で描かれていた神話上のパワフルな動物も登場しますし。マッツ(・ミケルセン)が演じるグリンデルバルドにも驚くだろうし。あとはどうかな……僕的には、『スパイダーマン』の何個かのサプライズを超えるのもあるんじゃないかな?

一つ、本当に驚くようなサプライズがあるんです。みんなノックアウトされちゃうだろうね。こう言うと分かるかな?一つ、完璧に焼かれたパンがあって、それがすごく美味しいんです。案の定、みんな“これがナンバーワンのサプライズだ”って口を揃えて言うことになるはずです。

── 本作で遂にジェイコブは、杖を持ちますね。予告編でニュートから杖を授けられるシーンはすでにアイコニックになっていますが、この時の撮影はいかがでしたか?

まず何よりも、列車のセットはイカしてたなぁ。まるで殺人ミステリー列車に乗っているみたいでしたよ(笑)。すごく好きでした。それぞれが課題を告げられるんです。そこで僕は杖を渡されるわけだけど、その時は僕のチャクラが整いましたよ(笑)。ゾクゾクしたし、渡された時は小道具と分かっていても、どれだけ大きなことなのかを実感して……。僕は『スター・ウォーズ』大好き人間なんだけど、まるでライトセーバーを持つことを許されたような感覚でした。

Writer

SAWADA
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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