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【ネタバレ】『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』クイニーの展開は「かなり前から決まっていた」 ─ 監督とプロデューサーが明かす

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
© 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. Wizarding WorldTM Publishing Rights © J.K. Rowling WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc.

世界中で大ヒットを記録する『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018)では、クイニーが大きな決断をする。デヴィッド・イェーツ監督と、全『ハリポタ』『ファンタビ』シリーズでプロデューサーを務めるデヴィッド・ハイマンは、かなり早い段階からこの展開をJ.K.ローリングより知らされていたそうだ。

この記事には、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』のネタバレ内容が含まれています。

クイニー役のアリソン・スドル。(C)2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C)J.K.R.

まず、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』でクイニーが取る行動についておさらいしよう。

前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)で人間ジェイコブと恋に落ちた、人の心が読める魔法使いのクイニーは、ノー・マジ(人間)との交際が禁止されたアメリカを離れ、主人公ニュートのいるイギリスを訪れる。しかし、恋の魔法をジェイコブにかけたクイニーは、そのことをニュートに咎められることに。魔法を解かれたジェイコブとクイニーは意見の違いから喧嘩してしまい、クイニーは姉のティナを探して一人でパリに向かってしまう。

だが、パリでティナにも会えず、異国の地で心細く途方に暮れていたクイニー。そんな彼女に、グリンデルバルドの使いが声をかける。何も知らず付いて行くと、グリンデルバルドが彼女の目の前に。最初は警戒するクイニーだったが、グリンデルバルドの話に興味を持ち、彼の集会に参加することを決意。その集会でジェイコブと再会するが、グリンデルバルドのスピーチはノー・マジとの交際を禁止する現制度に失望していたクイニーの心に大きく響く。ジェイコブが説得を試みるも、クイニーは闇の陣営へと加わってしまった。

「かなり前」から知っていた

クイニーの闇陣営入りは、本作最大のサプライズの一つ。そんな驚きの展開についてデヴィッド・イェーツ監督は、「1作目(『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』)を終了した辺りから」知っていたと、英ラジオ番組「The Empire Film Podcast」にて告白。綿密に計画された物語を構成することで知られるJ・K・ローリングらしく、以前から決まっていたと明かした。

「ジョー(J・K・ローリング)は、クイニーの辿る道について非常にワクワクしていて、最終的には(グリンデルバルドの)誘いに乗ることについて、脚本の下書きすら完成していない頃に教えてくれたんです。本当にかなり前でしたね。」

また、クイニーを演じるアリソン・スドルには、かなり早い段階から「2作目では興味深い展開が待ち受けている」と伝えていたという。スドルは以前行われたインタビューにて、本作でクイニーが選ぶ決断を知った時、「『ちょっと待って、どうしてこうなっちゃったの?』って感じでした」と、大きな衝撃を受けたと語っていた。

「クイニーの行動は理解できる」

イェーツ監督は、「寝返るとは誰も予期しない」キャラクターであるからこそ、期待に反する行動を取るクイニーを描くのは「本当に楽しかった」と語る。確かに、他人の心を読むことができ、相手を思いやるクイニーが、闇の陣営に加わるとは『魔法使いの旅』時点で、誰も想像していなかっただろう。プロデューサーのハイマンも、クイニーが寝返ったのは「非常に意義あること」だったと同調し、以下のように語った。

「グリンデルバルドは、ヴォルデモートより恐ろしい悪役なんです。ヴォルデモートは純粋に悪の象徴なので、人々は彼の信念よりも、その強力な力や残酷な暴力性に従っていました。ですが、グリンデルバルドは道理にかなっているんです。彼は聴衆を理解し、その欲求に訴えかける。そして、自身の目的に奉仕させるため、人々が欲しているものを与えるんです。

スドルも以前「彼女は一貫しているし、ただ理不尽な状況に見捨てられただけ」と語っていたように、ハイマンも「クイニーの行動は理解できますよ。クイニーはジェイコブと一緒になりたいのに、魔法界の法律がその可能性を奪っている。そんな中、『自分が支配する世界では、その夢を叶えることができる』と語る人物が出てくるんですから」と述べ、クイニーに理解を示した。

続けて、「個人的には、グリンデルバルドは的を得ているように感じますね。グリンデルバルドは『彼ら』に話しかけ、時間は敵だと繰り返し述べています。それに、彼はとても寛大だと思いますし」と明かすハイマン。自身も一理あると感じてしまうほど、グリンデルバルドは危険な人物であると語っている。

映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』は2018年11月23日(金・祝)より大ヒット公開中。今後、クイニーはどのような道を辿ってしまうのか…。

『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/fantasticbeasts/

Source: The Empire Film Podcast

Writer

Marika Hiraoka
Marika Hiraoka

THE RIVER編集部。アメリカのあちこちに住んでいました。

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