『ファンタビ3』グリンデルバルド役マッツ・ミケルセン、撮影合流「滞在して1週間」 ─ 現場は「とてもファンタスティック」

『ファンタスティック・ビースト』シリーズ第3作(タイトル未定)でグリンデルバルド役に起用されたマッツ・ミケルセンが、イギリスで行われている撮影に参加していることがわかった。
前作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018)でグリンデルバルド役を演じたデップの降板が2020年11月上旬に発表されてから約3週間後、代役としてミケルセンの出演が決定。この時点ですでに第3作の撮影は進められていたので、ミケルセンの撮影合流も間もなくと見られていた。
NEW FACE OF GRINDELWALD: @TheOfficialMads Mikkelsen is taking over from Johnny Depp as “Fantastic Beasts” villain Grindelwald and hasn’t spoken to the other actor about the role. pic.twitter.com/WycJ4HVlMt
— AP Entertainment (@APEntertainment) December 16, 2020
このたび米AP Entertainmentのインタビューに応じたミケルセンは、「ここに滞在して1週間が経ちます」と撮影地のイギリスから報告。初対面となる制作陣やキャストらについて「とてもファンタスティックで素敵な人たちです」と話している。グリンデルバルド代役に指名したデヴィッド・イェーツ監督についても「ファンタスティックです。とっても良い人で、素晴らしい監督です」と語り、撮影を順調に進めているようだ。「いまのところ最高です」。
自身の代役決定後、ミケルセンは、ジョニー・デップの降板について「悲しい状況です」と気を遣っていた。インタビュアーより、役を引き継ぐにあたって前任のデップと連絡を取ったかについて訊かれると、「いえ、彼のことは知らなくて。一度だけお会いしましたけれども。電話番号を持っていれば良いですが、残念です」と答えている。
新生グリンデルバルド役を演じるにあたっては、「彼(デップ)が行ったものと僕がこれから行うものの間に橋渡しすることが、唯一の取り組みです」とミケルセン。デップに助言を求められなくとも、自らデップ版グリンデルバルドを解釈した上で、代役に挑んでいるのだろう。
本作には、ニュート・スキャマンダー役のエディ・レッドメイン、アルバス・ダンブルドア役のジュード・ロウ、ジェイコブ・コワルスキー役のダン・フォグラー、ティナ・ゴールドスタイン役のキャサリン・ウォーターストン、クリーデンス役のエズラ・ミラー、クイニー・ゴールドスタイン役のアリソン・スドルらが前作から続投。ユーラリー・“ラリー”・ヒックス教授役のジェシカ・ウィリアムズも再登場する。
映画『ファンタスティック・ビースト』第3作(タイトル未定)は2022年7月15日に米国公開予定。