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『ファンタスティック・ビースト』続編、現在も脚本作業中 ─ 2020年春撮影予定、エディ・レッドメインが明かす

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
(C) 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
Harry Potter and Fantastic Beasts Publishing Rights (C) J.K. Rowling

『ハリー・ポッター』魔法ワールドを描く人気シリーズの最新作、『ファンタスティック・ビースト』第3作(タイトル未定)の脚本は、2019年9月現在も執筆作業のまっただなかであることがわかった。主人公ニュート・スキャマンダー役のエディ・レッドメインが明かした。

最新作『エアロノーツ(原題:The Aeronauts)』を引っ提げてトロント国際映画祭に登場したエディは、米Entertainment Tonightの取材にて「『ファンタスティック・ビースト』の新しい情報はありますか?」との質問に「来年(2020年)の初めごろに撮影が始まる予定です。まだ脚本作業の最中ですよ」と応答。『ファンタビ』シリーズの脚本は『ハリー・ポッター』の原作者であるJ・K・ローリングが担当しているが、いまだ物語は練られ続けているようだ。

ちなみにエディは、次回作の内容については「言えることは何もないんですよ!」と笑いながら一言。「本当に何も言えないんです。お話ししたいんですが、怒られるのが怖いから何も言えなくて」と秘密保持契約の存在を示唆し、「とにかく先に進んでますよ、すごく楽しみです」と述べている。

ともあれ、エディから飛び出した脚本作業の情報は、製作の状況を正確に把握するには欠かせないものだろう。前作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』が公開された2018年11月、プロデューサーのデヴィッド・ハイマン氏は、第3作の脚本は完成済みであると話しており、ジェイコブ・コワルスキー役のダン・フォグラーも、次回作は第1作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016)と第2作をあわせた以上のスケールになると語っていたのだ。しかしながら、ローリングは脚本のリライトに入り、現在も作業は続けられているということだろう。

『ファンタスティック・ビースト』第3作については、当初は2019年7月に撮影が始まる予定だったが、準備に時間を要するとして、すでに2度の撮影延期を経ている。もっとも、2019年4月時点では「2020年春の撮影開始」と伝えられていたが、エディのコメントから察するに、開始時期がもう少し繰り上げられる可能性もありそうだ。

映画『ファンタスティック・ビースト』第3作(タイトル未定)は2021年11月12日に米国公開予定

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Sources: ET, CB

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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