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『ハリー・ポッター』スネイプ先生役アラン・リックマン、『ダイ・ハード』から遺作『アイ・イン・ザ・スカイ』まで主要作まとめ

Severus Snape セブルス・スネイプ
ALAN RICKMAN as Professor Severus Snape in Warner Bros. Picturesí fantasy adventure ìHARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS ñ PART 2,î a Warner Bros. Pictures release.

映画ハリー・ポッターシリーズのセブルス・スネイプ先生役として、世代を超えて愛され続けた名優アラン・リックマン。2016年1月に膵臓癌により死去。69歳という早過ぎる死に、誰もが悲しみに暮れたであろう。

本記事では、生涯に渡り独特の甘い声で人々を魅了してきたアラン・リックマンが出演した作品を9本厳選して紹介。この機会に、彼がこれまでに演じてきた様々な役柄について深く知って欲しい。

Photo by Marie-Lan Nguyen https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Alan_Rickman_BAM_2011-01-11_n1.jpg

『ダイ・ハード』(1988)

ブルース・ウィリス主演の大人気アクション・シリーズ伝説の第一作で、アラン・リックマンの映画出演デビュー作にあたる。1988年に公開された。

アラン・リックマンが演じたのは、ブルース・ウィリスによる主人公ジョン・マクレーンと対決する悪役のハンス・グルーバー。元テロリストで、劇中に登場する強盗グループのリーダーだ。ビルから落下するシーンでは、3カウントで落下する演技を撮影する予定だったところ、本人に内緒で1カウント目でいきなり落下させたため、本当に驚いたような表情をしている。

後になってアラン・リックマン本人は、このカウント落下については覚えていないというものの、「(スタントではなく)自分で落ちると言ったら、プロデューサー陣が“信じられない”といった顔を少し浮かべていた」「40フィート(約13メートル)の高さだったと思う」と振り返っている

『いつか晴れた日に』(1995)

『いつか晴れた日に』(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)
『いつか晴れた日に』(ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)

『ブロークバック・マウンテン』(2005)などで知られる名匠アン・リー監督による至福の恋愛映画。アラン・リックマン演じるのは、本作に登場する三姉妹家族が身を寄せるミドルトン卿の軍友、ブランドン大佐。三姉妹の一人に想いを寄せるも、不器用な性格である故に、女性側からは一切見向きもされないという役柄だ。しかし、気の利いた言葉一つ口に出来ないような役柄でも、誰よりも純粋で誠実に恋に向き合う彼の姿に多くの観客が心を奪われたに違いない。

舞台は19世紀初頭の英国。ダッシュウッド家の主人は死に際、前妻と息子に全財産を譲渡する代わりに、現在の妻と三人の娘を世話するようにと約束を結ぶ。しかし、前妻の邪悪な思惑により遺言は無効となり、妻と娘達は貧しい生活を余儀なくされる。彼女たちには落ち込む間も無く、新しい家を探し始めることに。過酷な運命に翻弄されながら、三姉妹は恋を通じて成長していく……。

主演を務めたのは脚本も兼任した、『ハリー・ポッター』シリーズでシビル・トレローニー役などで知られるエマ・トンプソン。その他の共演者には、『タイタニック』(1997)『愛を読むひと』(2008)のケイト・ウィンスレット、『ノッティングヒルの恋人』(1999)『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズのヒュー・グラントなどが名を連ねている。

『ギャラクシー・クエスト』(1999)

『ギャラクシー・クエスト』(パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン)
『ギャラクシー・クエスト』(パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン)

『スター・トレック』のパロディー満載のSFコメディ。アラン・リックマンが演じるのは、本作に登場する架空の番組内でトカゲ頭の異星人に扮し人気を博すも、今では落ち目で捻くれた俳優役。常に不機嫌な表情を浮かべる彼の姿が、面白くて堪らない。

放送打ち切りから20年が経った今でも愛され続けるSF番組「ギャラクシー・クエスト」。今日も地球では、集会の為に大勢の熱狂的な支持者が集まっていた。しかし、集会の中には、番組の出演者を本物の英雄だと思い込む奇妙な異星人たちが紛れ混んでいたのだ。その目的とは、侵略者たちから自分たちの星を守る為、共に戦って欲しいという内容。当然、最初は冗談と思っていた出演者一同だが、次第に彼らが本物の異星人であると気付く……。

出演者はアラン・リックマンの他、『トイ・ストーリー』シリーズのバズ・ライトイヤー役のティム・アレン、『エイリアン』シリーズのシガーニー・ウィーヴァー、『スリー・ビルボード』(2017)のサム・ロックウェルなど。監督は『REDリターンズ』(2013)『ビルとテッドの時空旅行』(2020年12月18日公開)のディーン・パリソットが務めた。

Writer

THE RIVER編集部
THE RIVER編集部THE RIVER

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