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極悪ネットミーム化したカエルのペペ描く『フィールズ・グッド・マン』予告編

フィールズ・グッド・マン
(C)2020 Feels Good Man Film LLC

アメリカのアンダーグランド・コミック界で人気のアーティスト、マット・フューリーが生み出したキャラクター“カエルのぺぺ”が辿ることになった数奇な運命を描くドキュメンタリー映画『フィールズ・グッド・マン』が、2021年3月12日(金)より日本公開となる。この度、日本版予告編&新ポスターヴィジュアルが到着した。

マット・フューリーの漫画「ボーイズ・クラブ」は、チルでハッピーなキャラクターたちが繰り広げる若者のリアルな日常を描き、カルト的な人気を博した。しかしその主人公ぺぺが放ったセリフ「feels good man(気持ちいいぜ)」が全ての始まりとなる。いつからか掲示板やSNSには、このセリフと共に“ネットミーム”として改変されたぺぺが溢れだした。

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フィールズ・グッド・マン
(C)2020 Feels Good Man Film LLC

2016年アメリカ大統領選時には、匿名掲示板「4chan」でオルタナ右翼たちが人種差別的なイメージとともにぺぺを大拡散。挙句にADL(名誉毀損防止同盟)からヘイトシンボルとして正式認定される始末に。マットの思いとは裏腹にぺぺの乱用は更に加速し、なんとトランプ大統領の誕生に一役買うまでになる。SNS、ヘイト、デモ、仮想通貨、大統領選、陰謀論……時代に翻弄され続けるペペの“蛙生”から観た世界の今とは?

フィールズ・グッド・マン
(C)2020 Feels Good Man Film LLC

公開された予告編は、「ダークで過激な現代に愛と平和を取り戻す!」をキーワードに、カエルのぺぺとマット・フューリーが辿る数奇な運命の一部を、ドキュメンタリーとアニメのハイブリットで構成して見せている。さらに『ブラック・スワン』(2010)のダーレン・アロノフスキーからのコメントも紹介。キャッチーでカラフルな予告編に注目だ。

フィールズ・グッド・マン
(C)2020 Feels Good Man Film LLC

監督のアーサー・ジョーンズは、友人のマットを助けるため本ドキュメンタリーを制作。アニメーションを駆使しながら今最もホットでダークな問題を浮き彫りにした。さらに Netflixオリジナルシリーズ「ボージャック・ホースマン」(2014-)のリサ・ハナウォルトや漫画家のジョニー・ライアンなど、気鋭クリエイターたちも登場。フィクション=ミームが現実世界に影響を与える時代におけるクリエイターの苦しみと喜びも描かれる。なお、本作はサンダンス映画祭では新人賞を受賞し、アメリカの映画批評サイト「ロッテントマト」では96%を獲得し、海外メディアも大絶賛している。

映画『フィールズ・グッド・マン』は、2021年3月12日よりユーロスペース、新宿シネマカリテほか全国順次公開。

Writer

THE RIVER編集部
THE RIVER編集部THE RIVER

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