マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギ、全米製作者組合の功労賞を受賞 ― 10年間の業績、『ブラックパンサー』などの可能性を評価

映画『アベンジャーズ』シリーズなどマーベル・シネマティック・ユニバースの製作を統括する、米マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が、全米製作者組合から「デヴィッド・O・セルズニック劇場映画功労賞」を授与されることがわかった。記念すべき「第30回全米製作者組合賞」での受賞となり、授賞式は2019年1月19日に開催される。

Kevin Feige / ケヴィン・ファイギ

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『キング・コング』(1933)や『スタア誕生』(1937)、『風と共に去りぬ』(1939)など数々の名作を手がけた映画プロデューサーの名前を冠した「デヴィッド・O・セルズニック劇場映画功労賞」は、映画界で優れた成果を示したプロデューサーに贈られる賞。過去にはクリント・イーストウッドやフランク・マーシャル&キャスリーン・ケネディ、スティーヴン・スピルバーグ、『007』シリーズのマイケル・G・ウィルソン&バーバラ・ブロッコリ、『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』シリーズのデヴィッド・ハイマンらが受賞を果たしている。


ケヴィン・ファイギ社長は『アイアンマン』(2008)からマーベル・シネマティック・ユニバース作品の製作を務めており、2018年9月現在、『アントマン&ワスプ』(2018)までの全20作に携わってきた。米国で社会現象となった『ブラックパンサー』(2018)や、映画史に残るほどのイベント・ムービー『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)など、興行・批評の両面で、過去10年にわたり高い成果を示してきた業績が認められたとみられる。

全米製作者組合のゲイル・バーマン&ルーシー・フィッシャー氏は、ケヴィン社長への功労賞授与にあたって「ケヴィン・ファイギは映画のストーリーテリングにおいて最も野心的な仕事を試み、そして期待以上の成果を上げました。ケヴィンとマーベル・スタジオは現代最高のサクセス・ストーリーを達成したのです」との声明を発表。また『ブラックパンサー』や『キャプテン・マーベル(邦題未定、原題:Captain Marvel)』の製作によって、「業界全体の大作映画に対する期待を広げている」とも評価されている。

 

またケヴィン社長は受賞発表を受けて、「デヴィッド・O・セルズニック賞を受け取り、自分にとってのヒーローや先生たちの中に名前を加えることは、私のキャリアにおいて最も意義深いことのひとつです。全米製作者組合に加わっている同業者の皆さんに心から感謝します。あらゆる面で私を支えてくれたマーベル・スタジオのファミリーにも感謝したいと思います。彼らがいなければ、私がこうして素晴らしい旅を続けることはなかったでしょう」とコメントしている。

『キャプテン・マーベル』や『アベンジャーズ』第4作(正式タイトル不明)の劇場公開を控え、ケヴィン社長はハリウッドのプロデューサーとして一つの“殿堂入り”を迎える。マーベル・シネマティック・ユニバースは、こうしてまたひとつ偉大な成果を達成した。

Source: THR
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore

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