Menu
(0)

Search

マーベル社長「ワンダヴィジョン」に手応え十分、ファンの反応喜ぶ ─ 仕掛け人が考える「一番の褒め言葉」とは

ケヴィン・ファイギ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/35437565993/ Remixed by THE RIVER

『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を経て、ワンダ・マキシモフとヴィジョンの“その後”を描いたワンダヴィジョンは、作品のコンセプトや構成もさることながら、そもそもマーベル・スタジオにとって新たな試みだった。同社は『アイアンマン』(2008)から『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)まで23本の映画を手がけてきたが、毎週新たなエピソードが追加されるテレビシリーズを世に送り出すのは初めてだったからだ。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)が新たな局面を迎えた今、その“切込隊長”たる「ワンダヴィジョン」に相当の手応えを感じているようだ。The Companionが報じている。

「ディズニープラスのおかげで非常に刺激的な日々です。(作品への)反応がすさまじい。映画が毎週公開されているかのようで楽しいんです。いつも私たちは劇場に足を運んでいたし、インターネットの反応も見ていたので、それと同じですね。みなさんがお住まいの場所にもよりますが、夜遅くまで起きていて、リアルタイムで反応を見聞きするのは面白いですよ。」

各話ごとのサプライズには大きな盛り上がりが見られたが、ファイギ社長は「まさに望んだ通りの展開です」と語る。なにしろ、「週ごとの配信だと決まっていたので、毎週話題を提供できるようシリーズを構築した」というのだ。ただし、仮に一挙配信であっても、エピソードごとに何らかの仕掛けを用意しただろうとも。

「(この方法は)映画のラストやポストクレジットシーンで、私たちが好んでやってきたことと同じ。それが週ごとだから、ただ間隔が短いというだけで。新しい方法を学び、変化が必要になるまでは、こういう形を続けていきます。」

ファイギ社長は「どのシリーズも映画と同じように開発している」と言い、映画とドラマを特別に区別しない意志を明かしている。劇場であれ配信であれ、MCU作品には高いハードルが課せられ、それらを毎回クリアしなければならないためだ。すべての仕掛け人たる社長のプレッシャーは想像を絶するが、そんなファイギにとって“一番の褒め言葉”とは何か。

“普段はこの手の映画は好きじゃないんだけど”とか、あるいは“コミックは一度も読んでいないけど、この映画とあの映画は面白かった”とか。ありがたいことに、そういう言葉を長年たくさんもらっています。『ワンダヴィジョン』もまさしくその例ですし、現在進めている作品にもその余地は大いにあるでしょう。爆破や爆発でいっぱいの『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』も、MCUのファンかどうかにかかわらず魅力的だと思います。結局、いつも目指しているのはそういうところなんですよ。」

ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は2020年3月19日(金)日米同時配信。

あわせて読みたい

Source: The Companion

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly