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マーベル社長、トニー・スタークとファンタスティック・フォーの共演見られず「悲しい」

ロバート・ダウニー・Jr. ケヴィン・ファイギ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14802403202/ https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28556369381/ Remixed by THE RIVER

『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を経て、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の物語は劇的な変化を遂げていく。ロバート・ダウニー・Jr.演じるアイアンマン/トニー・スタークが物語の表舞台を去ったかわりに、新たなヒーローが次々に登場してくるのだ。マーベル屈指の人気を誇る、ファンタスティック・フォーのMCU合流は特に重要なポイントだろう。

もっともマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、トニー・スタークとファンタスティック・フォーを共演させられないことに「悲しい」との思いを漏らしている。米Cinema Blendにて語った。

過去に3度映画化されてきたファンタスティック・フォーのメンバーは、身体を自在に伸縮させるミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ、身体を透明化できるインヴィジブル・ウーマン/スーザン・リチャーズ、身体を高熱の炎で包み、空を飛ぶこともできるヒューマン・トーチ/ジョニー・ストーム、岩のような巨体を持つザ・シング/ベンジャミン・ジェイコブ・グリムの4人。なかでもリード・リチャーズは天才科学者の設定であり、トニー・スタークと共演すれば絶妙な化学反応を生んでいたに違いない。

「トニーとリードがスクリーン上で出会えないのは悲しくないですか?」との問いかけに、ファイギ社長は「悲しいですよ」と答えた。「コミックと同じく、現在の物語を基準にして(MCUは)続いていくわけですから、そういうことになってしまいます」。もっともMCUには数え切れないほどのプロジェクトが控えており、今後も夢の共演はたくさん待っているはずだ。そんなわけで、社長は「見られないものを悲しむよりも、見られるものを楽しみにする時間のほうが長いですね」とも述べている。

“共演”という観点でいえば、『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題)』にはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが、『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』にはスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)が、そして『スパイダーマン』第3作(タイトル未定)にはドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)が登場する。先日はトニーと同じく『アベンジャーズ/エンドゲーム』で表舞台を去ったキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)の復帰も報じられて大きな話題を呼んだ。ということは、もしやキャプテン・アメリカとファンタスティック・フォーの共演はありうるということ……?

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Source: Cinema Blend

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。