「現場で怒鳴られた」レベッカ・ファーガソンの告白に過去の共演者たち大慌て ─ 「犯人探しがポイントではない」

2024年2月末、『ミッション:インポッシブル』『デューン』シリーズなどで知られるレベッカ・ファーガソンが、俳優として駆け出しの頃に共演した俳優から現場で「怒鳴られた」経験を告白したことが大きな話題となった。ネットではいわゆる“犯人探し”のような動きも見られたが、ファーガソンの元にも思わぬ余波が訪れていたという。
このたび米ラジオ番組に出演したファーガソンは、インタビュアーから本件の話題を振られると、怒鳴られた経験がキャリアのターニングポイントであったと語っている。ファーガソンが以前明かしていたところによれば、ある作品の主演俳優がシーンをうまく撮れないという理由から心を不安定にさせ、ついにはクルー全員の前でファーガソンを怒鳴りつけたという。ハリウッドでは新人だったファーガソンは後ろ盾がない中でも当人に立ち向かい、「セットから出ていってください。どうぞ失せてください。私はテニスボールに向かって仕事をしますから。もう二度と会いたくありません」と告げたことを明かしていた。
この告白はネットで話題を呼び、さらには映画『ヘラクレス』(2014)で共演したドウェイン・ジョンソンも反応。「こんなことをした奴を見つけてやりたい」と発言し、ネットでも議論が交わされた。今回ファーガソンは当時の発言の意図について「やった人を見つけることがポイントではなかった」と語る一方、こんな影響があったことも明かしている。
「一緒に仕事をした素敵な共演者たちから、“自分のしたことを分かってる?”って電話がかかってきたんです。私は“あらまあ、まったく考えてなかった”って感じでした。」
飛び火を恐れたであろう俳優たちに対し、ファーガソンは冷静だ。「正直なところ、これは私の責任ではないと思います。そんなことは私は気にしません」と語っている。また、焦る共演者たちには、電話越しにこう伝えたそう。「あなたは素敵な方だけど、私の物語は私のもの。あなたが良い人なら、気にすることないよ」。
今やハリウッドを代表する俳優となったファーガソン。当時のことを「この年齢になって、“どうでもいいことだ”ということに気づきました」と振り返っている。「私は前よりもオープンになったと確実に思います。境界線がどこにあるのかも分かるようになりました」。
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Source:Sirius XM