レベッカ・ファーガソン、過去の「共演者に怒鳴られた」発言が波紋 ─ 「本当に難しい世界です」

『デューン』『ミッション:インポッシブル』シリーズのレベッカ・ファーガソンが、以前出演した作品の撮影現場で主演俳優から怒鳴られていた──。2024年2月、あるインタビューで彼女自身が語ったエピソードは、業界に波紋を呼んだ。
ファーガソンいわく、その主演俳優は「自分の出番をうまく撮れないから、とても不安定で怒っていた」そうで、「目の前で大声で怒鳴られた」という。「私にはセーフティネットがなく、助けてくれる人がいませんでした。泣いてしまい、セットを去った」ものの、翌日にはその主演俳優に対して「もう二度と会いたくない」と直接告げたとされる。
このエピソードが明かされてから1年半が経過した今、ファーガソンは英The Timesにて、当時の主演俳優からその後も連絡は受けていないことを語っている。「私は気にしません。ただ、その人と仕事をしてひどい目に遭った人たちは他にもいます」。
もっとも今回、ファーガソンは当時の状況が複雑であり、自分自身にまったく非がなかったわけではないことを示唆している。
「私も、自分の目的を達成するために、スタッフ全員の前で誰かを犠牲にしてしまうことはあります。そういう自分の行動を良しとすることはできません。本当に難しい世界です。私たちはいじめっ子を責めることが多いけれども、大人になると、人々が不安を抱えていることも理解できる。それでも、自分の力で立ち上がろうとするのは本当に難しい。自分がクビになり、別の人に仕事が回ってしまうから。」
ファーガソンによる今回のコメントは焦点がやや不明瞭だが、いずれにせよ、過去には「誰がやったのかはポイントではなかった」とも述べている。それでも業界に与えた影響は決して小さくなかったようで、過去の共演者から「“自分のしたことを分かってる?”って電話がかかってきた」と明かしていた。
ちなみに本件について、過去の共演者であるドウェイン・ジョンソンやエミリー・ブラントは否定。トム・クルーズやヒュー・ジャックマン、ライアン・レイノルズでもないとされている。
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Source: The Times