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『ワイルド・スピード』確執のヴィン・ディーゼルとドウェイン・ジョンソン、再共演の可能性は ─ 「『ワイスピ』で『アベンジャーズ』をやる」

ドウェイン・ジョンソン&ヴィン・ディーゼル
[左]Photo by Eva Rinaldi https://www.flickr.com/photos/evarinaldiphotography/8557374952/ [右]Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/9349854472/ Remixed by THE RIVER

初期作のカーレースから大幅に進化したド派手なアクションと、「ファミリー」の熱いドラマが見どころの『ワイルド・スピード』シリーズには、ひとつだけ懸念事項がある。シリーズ第1作から物語を牽引したドミニク・トレット役のヴィン・ディーゼルと、第5作『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)より登場したルーク・ホブス役ドウェイン・ジョンソンの不和だ。

ワイルド・スピード ICE BREAK
© 2016 Universal Studios. All Rights Reserved.

ヴィン、およびローマン・ピアース役のタイリース・ギブソンの古株組と、シリーズ途中参戦のドウェインとの間には決定的な確執があった。第8作『ICE BREAK』(2017)ではヴィンとドウェインは別々に撮影を行ったという。一方で、2人は舞台裏で建設的な話し合いを行っており、ドウェインは「映画づくりや共同作業について、根本的に哲学が違うんだと気付いた」。事実上の決別があったものと見られる。

ワイルド・スピード/スーパーコンボ
©UNIVERSAL PICTURES

2019年8月には、ドウェイン演じるルーク・ホブスと、ジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウのコンビを描くスピンオフ作品『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』が公開。(もっとも、新参キャラクターのスピンオフ作品がメインシリーズ新作より優先されたところにも、タイリース・ギブソンの不満はある。)

特徴的なのは、『スーパーコンボ』にヴィンらは出演せず、2020年米公開予定のメインシリーズ第9作にはドウェインが出演しないという事実だ。出演者の確執によって「ファミリー」に分断が生じた格好だが、本当に今後も再共演がないとすればファンとしては純粋に寂しい。

再共演の可能性は

米ロサンゼルスで開催された『スーパーコンボ』プレミアに際して、プロデューサーのハイラン・ガルシアが2人の再共演の可能性について尋ねられ、「もちろんですよ」と明るく答えている。

「だって、別々の世界のお話ではなくて、(『スーパーコンボ』は)『ワイルド・スピード』に織り込まれている世界です。ただ順番にやっているだけですよ。『アベンジャーズ』のマーベル・ユニバースは、スピンオフから始めて『アベンジャーズ』をやりましたよね。我々も『ワイルド・スピード』で『アベンジャーズ』をやるんです。で、そのためのスピンオフというわけですよ。」

留意しておきたいのは、この前向きな発言を見せたハイアンは『スーパーコンボ』の、つまりドウェイン側のプロデューサーであるということ。『スーパーコンボ』以外に『ワイルド・スピード』のメインシリーズに携わった経緯を持たない人物であるので、どこまでの鍵を握っているのかは分からない。




ハイランは「既に第9作と第10作も計画していますし、11、12、そして13と続いてほしくないなんて人はいないでしょう?」「何だって可能なんですよ、これはショービジネスなんだから!」と続けているが、これを受け入れるかはもう一方側の判断による所のほうが大きいだろう。何せ『ワイルド・スピード』メインシリーズは、ヴィン・ディーゼル本人がプロデューサーとして舵を取っているのだから。

『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』は、2019年8月2日全国公開。

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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