【ネタバレ】『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』、◯◯◯◯◯◯の登場はいかに実現したのか

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『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ラストシーンでは、激闘の末にミステリオを倒したスパイダーマン/ピーター・パーカーが、MJを抱いてニューヨークの街をスイングしていた。そこでエンディング映像が挿入された後、ミッド・クレジット・シーンが開始。MJと別れた後のスパイダーマンが目にするのは、ミステリオの報道を伝えるニュース番組。何とそこに、ネットニュースメディアとして存在するデイリー・ビューグルのJ・ジョナ・ジェイムソンが登場するのだ。しかもジェイムソン役は、サム・ライミ版『スパイダーマン』3部作で同役を演じたJ・K・シモンズである。
J・ジョナ・ジェイムソン役J・K・シモンズのカメオ登場
言わずもがな、ライミ版3部作は現行のシリーズとは全く異なる過去の別作品。にもかかわらず登場したシモンズ版ジェイムソンは、さながら”スパイダーバース”的な嬉しい奇跡と言えよう。『スパイダーマン』ファンなら誰もが気になるこの再登場の裏側について、『ファー・フロム・ホーム』ジョン・ワッツ監督が米Uproxxに初めて語っている。
ワッツ監督曰く、出演オファーを受けた当初のシモンズは「少し不思議がっていた」様子だったという。「彼は“待って、何ですか?どういうことですか?”と。でも、ちゃんと説明したらしっかりご理解頂けて。きっと彼にとっては、ずっと昔の役をもう一度やるのはちょっとシュールだったでしょうね。」
ちなみに収録時、ジェイムソン役を再演するシモンズの姿を見たワッツ監督は、あまりのことに笑い出してしまい、最初のテイクをダメにしてしまったという。もっとも、想像に難しくないことだ。「パッと役に入られて、それがあまりにも素晴らしいから、笑いが抑えられなかったんです。とても素晴らしかった。」一方、演技を中断された形となったシモンズだったが、不機嫌になることもなく、むしろ「まだまだイケるんだと実感されていて、喜んでいたと思います」とのこと。
ところでトム・ホランドは本作公開前のインタビューで、「もしも先代であるトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドが集結できたら」という質問を受けて、まるで何かを知っているかのように動揺し、なぜか質問と関係のない話題を語り始めてごまかしていた。もしかしてトム、知っていたんだね……?
映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は公開中。
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『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』公式サイト:http://www.spiderman-movie.jp/
Source:Uproxx