『スターウォーズ フォースの覚醒』フィンのモデルは、コミックス版に登場したフィン・ガルフリディアン?
多くの謎を残したまま、その答え合わせを2017年12月公開予定の『スターウォーズ / エピソード8』までお預けにした映画『スターウォーズ / フォースの覚醒』。ファンやメディアの様々な考察はすすみ、ついにレイの出生にまつわる説得力あるネタバレ情報(?)が登場した。また、J.J.エイブラムスもレイの両親にまつわる重大な発言をメディアに明かしたりしている一方で、ファーストオーダーの脱走兵、ジョン・ボイエガ演じるフィンにまつわる考察はレイのそれと比べておとなしい。
ここにきて、ポーランドの雑誌『To & Owo』が掲載したフィンのバイオグラフィーをめぐって、新たな考察が登場した。MOVIEPILOTが伝えている。
フィンの出身地は「アートリアス?」
To & Owo誌が掲載した情報によれば、フィンの出身は「アートリアス(Artorias)」と呼ばれる木の惑星なのだそうだ。

この文を日本語に訳してみよう:
「フィン(ジョン・ボイエガ)- アウター・リムの木の惑星、アートリアスからやってきた王子で、優れた戦士。ファーストオーダーのトルーパー兵として仕えている。」(英語訳はコチラ)
アートリアスは、スターウォーズの拡張ユニバースに位置するコミック『Star Wars : Invasion』で、ユージャン・ヴォング戦争のくだりに登場した惑星だ。この作品の中でアートリアスは、確かにフィンというキャラクターの故郷である。だが、このフィンは『フォースの覚醒』のフィンではなく、フィン・ガルフリディアン(Finn Galfridian)というコミックスオリジナルのキャラクターだ。
フィン・ガルフリディアンは確かに惑星アートリアスの王子で、ルーク・スカイウォーカーのニュー・ジェダイ・オーダーの騎士である。
To & Owo誌に掲載されていたフィンのプロフィール文は何だったのか。何らかの手違いで、コミックス版フィン・ガルフリディアンの情報が間違えて掲載されてしまったのかもしれない。はたまた、映画版フィンがコミックス版フィンに大きく関係している事を示す重大なネタバレ情報かもしれない。とはいえ、秘密主義のディズニーの事を考えると、後者であるとは考えにくいので、やはり単なる手違いであろう。
しかし、カノン(正史)のキャラ設定が、レジェンズ(外伝)に大きくインスパイアされているのも事実で、カイロ・レンのキャラ設定はジェイセン・ソロによく似ている。フィンだって、フィン・ガルフリディアンの設定をいくらか引き継いでいる可能性だってある。
映画のフィンが惑星アートリアスの王子という事は無いだろうが、調べてみると何らかの類似点が見られるかもしれない。
Source:http://moviepilot.com/posts/3843321