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『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』批評家ら「退屈」評価もUS大ヒット、『ズートピア2』押さえ1位発進

ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2
©2025 UNIVERSAL STUDIOS

同名ゲームの実写化映画続編『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』は2025年12月5日に海外公開を迎えると、米国では初週末6,300万ドルで興収ランキング1位を果たした。2週目のディズニー『ズートピア2』4,300万ドルを破る快調スタートだ。

感謝祭直後のリリース作品としては、2003年のトム・クルーズ作品『ラスト サムライ』2,427万ドルや、2001年の『オーシャンズ11』3,810万ドルを超える史上最高額。2023年公開の前作の初週末記録8,000万ドルにこそ及ばなかったものの、米メディアは感謝祭後かつクリスマス前にあたる、もっとも弱い週末のひとつに公開された本作のパフォーマンスを高く評価した。米国外では4,611万ドルを稼ぎ、世界累計は初週にして1億ドルを超えている。

前作『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』は世界2.9億ドル超を稼ぎ出し、製作のブラムハウス・プロダクションズ史上最大のヒット作となった。廃墟となった夜のピザ店を舞台に、マスコット人形が不気味に動き出すホラーエンターテインメントだ。

ヒットとは対照的に、評論家の評価は冷ややか。米Rotten Tomatesでは批評家スコア12%と低調で、「映画製作というよりブランド維持のための作品」(Hindustan Times)「観客を死ぬほど退屈させる」(The Daily Beast)「ロジックもないし、恐怖もない」(Fort Worth Weekly)などのレビューが集まっている。

一方で観客評価は好評だ。Rotten Tomatoes上の観客スコアは前作の86%から88%と同水準の維持(本記事時点)。前作を気に入ったファンであれば楽しめる続編に仕上がっている模様だ。

ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2
©2025 SCOTT CAWTHON PRODUCTIONS and UNIVERSAL STUDIOS

『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』日本公開は2026年1月23日。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者、運営代表。執筆・編集から企画制作・取材・出演まで。数多くのハリウッドスターに直接インタビューを行なっています。お問い合わせは nakataniアットriverch.jp まで。

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