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マット・デイモン、クリスチャン・ベール主演『フォード vs フェラーリ』米国版予告編 ─ 『LOGAN/ローガン』監督が撮る極限のカーレース

https://www.youtube.com/watch?v=zyYgDtY2AMY サムネイル

『LOGAN/ローガン』(2017)のジェームズ・マンゴールド監督による最新作『フォード vs フェラーリ(邦題未定、原題:Ford v. Ferrari)』の米国版予告編が公開された。

『ボーン・アイデンティティー』シリーズや『オデッセイ』(2015)などのマット・デイモン、『ダークナイト』3部作や『バイス』のクリスチャン・ベールが競演する実話カーレース映画だ。

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『フォード vs フェラーリ』が描くのは、タイトルの通り、フォードとフェラーリという2大自動車メーカーが激突するカーレース。1966年、24時間のサーキット周回数を競うフランスの耐久レース「ル・マン24時間レース」を舞台に、フォードによるフェラーリ打倒を追う物語だ。同年のル・マンを制した「フォード・GT 40」の生んだカーデザイナー、キャロル・シェルビー役をデイモンが、イギリス人レーサーのケン・マイルズ役をベールが演じる。

そのほか出演者として、マイルズの妻モリー役に、ドラマ「アウトランダー」(2014-)や映画『マネーモンスター』(2016)のカトリーナ・バルフ。ケンとモリーの息子ピーター役には『サバービコン 仮面を被った街』(2017)『クワイエット・プレイス』(2018)のノア・ジュプが起用された。フォードCEOのヘンリー・フォード2世は劇作家・脚本家・俳優のトレイシー・レッツ、社長のリー・アイアコッカは「Marvel パニッシャー」(2017-2019)『ベイビー・ドライバー』(2017)のジョン・バーンサルが演じる。

これまでマンゴールド監督は、『17歳のカルテ』(1999)や『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(2005)、『3時10分、決断のとき』(2007)、『ナイト&デイ』(2010)など、幅広いジャンルの作品を確かな演出力によって世に送り出してきた。今回は「戦争」とまで言われている過酷なカーレースの世界を、男たちの友情物語や家族劇としての側面、ビジネスパーソンの思惑など多面的に描き出す一作となりそうだ。車体が激しくクラッシュする、緊迫したレースシーンにも期待したい。

なお米国版予告編の公開に先がけて、本作のポスタービジュアルも公開されている。

 
 
 
 
 
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脚本は『フェア・ゲーム』(2010)『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)などのジェズ&ジョン=ヘンリー・バターワース兄弟(単独でも多彩な作品を執筆)と、『白雪姫と鏡の女王』(2012)『大脱出』(2013)のジェイソン・ケラー。マンゴールド監督も共同脚本としてクレジットされている。

映画『フォード vs フェラーリ(邦題未定、原題:Ford v. Ferrari)』は2019年11月15日に米国公開予定

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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